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2014.07.22

ラトックシステムのオーディオ用ACアダプタ「RAL-AC05-03」を導入

ラトックシステムのオーディオ用スイッチングACアダプタRAL-AC05-03(5v DC出力 3A)を買いました。
例によって、今回も中古品です。

見た目は簡素なただのスイッチングアダプタですが、オーディオ向けに設計されており低ノイズで高品位な直流電源が得られるとの事。
大層なアナログ電源ユニットは大きくて場所を取りますが、スイッチング式のアダプタならば場所を取らず、発熱も少なく使いやすさバツグン。
汎用性の高いACアダプタなので、色々な機器に使えそうです。


なんだかんだで出番が少なかったAMB LABのγ2 DAC。
せっかく自作した機器なので出番を増やしてやろうと、専用電源として使うことにします。
130728_007.jpg
γ2 DACにはUSB-DDC(16bit 44.1kHz~48kHz対応)の機能も付いているので、
環境を見直しメインUSB-DDC&サブDACとして使います。

まずは、γ2の電解コンデンサを交換。
amb_gamma_030.jpg
思うことあって、
昨年秋に増量したカップリングコンデンサをまた交換して、やっぱり元の容量(470μF→22μF)に戻しました。
今回は、ELNAのオーディオ用電解コンデンサ、RFOを採用。
amb_gamma_031.jpg

RAL-AC05-03のDCプラグサイズを確認してみたら国内機器向けの1.4mmサイズで、
1.3mm対応のγ2 DACには入らないことがわかりました。
RAL-AC05-03_002.jpg
そこで、DCプラグを切り落として、
RAL-AC05-03_003.jpg
1.3mmタイプのものに交換。
RAL-AC05-03_006.jpg
センター側の芯線が太すぎたので不要な銅線をむしったら、見た目が汚くなってしまった。
(※芯線を減らす事で最大電流許容量が減り、安全に取り出せる最大出力が少なくなります。ACアダプタ等でこのような調整を行う場合、接続機器の消費電流を必ず確認した上で作業を行ってください。)
これで使えるようになった。
γ2のコンパクトさが際立っています。
amb_gamma_033.jpg
ちなみにこのγ2 DACの電源設定は「USB&DCセルフパワー兼用、両方感知したらDCセルフパワーを優先」という仕様で、いずれか専用に変更することもできます。


現在、PC→γ2(DDC)→HEGEL HD10(DAC)→M3(HPA&プリ)→ミニワッター(メイン)→PIEGA TS3(スピーカー)
という環境で聴いています。

上記の通り、γ2のDDC機能はサンプリングレート16bit 44.1kHz~48kHzまでしか対応していないのですが、
僕はハイレゾ音源を持っていないので、これで十分そう。
(γ2 もHD10もDAC内部でアップサンプリングしてからアナログ出力するという仕様なので、上流の影響が少ないのかも)
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Posted at 01:34 | DAC・DDC | COM(0) | TB(0) |
2013.10.09

AMB Lab γ2 &σ25のコンデンサ増量

今年の1月に組み上げたAMB LABのアップサンプリングDAC、γ2 DACと、6月頃に再製作したσ25電源ユニットです。
130728_007.jpg
当機はコンパクトでクールなビジュアルを持ち、多機能で優れた性能を持つDACです。
自分で組み上げたという愛着も含め、総合的にはお気に入りの機器ではあるのですが、
肝心なDACとしての音質は、正直な所、僕の好みに合うものではありませんでした。

当機γ2 DACの音は「無機質で音楽性に欠ける」といったネガティブな内容の海外レビューを見つけましたが、
実際、当機を愛用している僕も同じような印象を受けています。

クールな音傾向で解像度は高く感じられるものの、反面、艶というか生々しさが欠けており、
さらには低音がかなり頼りない…という、僕の好みからはかけ離れた音。
若干のデジタルっぽさも残っており、全体的にイマイチと言わざるを得ません。

低音の不足は5Vという低電圧駆動が原因だと思っていたので諦めていたのですが、
先日AMB LAB公式にてγ1&γ2 DACのパーツリストを読み返していたら、
アナログ終段のカップリングコンデンサの容量に関する追加オプションがあり、以下のように書かれていました。

-----------------------------------------
■このDACから直接ヘッドホンを直接鳴らしたい場合は、低音のロールオフを防ぐために22μFのカップリングコンデンサの容量を470μFに増量してください(要約)
-----------------------------------------
どうやら、元々低音が頼りなく感じるのはこのDACの仕様であり、カップリングコンデンサの容量を増やすことで調整が可能らしい。

このまま気に入らないまま使うよりは、やれることをやってみよう!ということで、
当機に手を加える事にしました。


まずはγ1&γ2のカップリングコンデンサである
ELNAのオーディオ用コンデンサ、シルミックⅡ(容量22μF)を、
ニチコンのKW(容量470μF)に交換しました。
amb_gamma_024.jpg
amb_gamma_027.jpg
…平日の夜のぼーっとした頭で作業を行った結果、
アナログ部終段のカップリングコンデンサだけを交換するつもりが、間違ってγ2基板のDACチップ近辺のデカップリングコンデンサも交換してしまった…。
amb_gamma_028.jpg
何度も半田付けをやり直してるとパターンが剥がれてくる危険性があったので、
このままで行きます。
amb_gamma_029.jpg
まあ…デカップリングとカップリングのコンデンサ容量増量により、低域に大きな改善が見込めるというのは
ぺるけさん設計のFET差動ヘッドホンアンプの製作によって実体験済みですから、これはこれで良かったのかもしれない。



次に、σ25電源ユニットにも手を加えることにします。
amb_sigma25_042.jpg
このσ25の基板を見た電子工作好きの方が
「DCの出口にデカップリングコンデンサを追加するともっと良くなる」と仰っていたことを思い出し、
これを参考に、空いている隙間にラグ板を立て、無理のない範囲でデカップリングコンデンサを追加しました。
amb_sigma25_043.jpg
1000μFの低ESRコンデンサ、ルビコンZLHを2つ、DC5Vの出口に並列接続しています。
amb_sigma25_045.jpg
おまけに、DCジャックにニッセイのフィルムコンデンサ、MMT(0.1μF)を取り付けてみました。
amb_sigma25_047.jpg
これらの部品は全て手持ちの不良在庫から引っ張り出してきたものです。
使う機会が得られてよかった。


これらの改修により、コンデンサ総容量が4700μFほど増加しました。

音の変化は一目瞭然で、
今まであんなに頼りなかった低音がしっかりと力強く感じられるようになり、
「こんなに違うのか!」と驚き。

低音の力強さと引き換えに、それまでの「冷たいガラスをイメージさせるような高精度な音」というイメージは大分薄れ、
クールなキャラクターはそのままに、だいぶ親しみやすい音となった印象。
僕はこっちのほうが断然好みなので、もっと早く手をつけておけばよかった…。

そして、今まではテレビや電灯のスイッチを点けたり消したりする瞬間に音切れが発生していましたが、
デカップリングコンデンサ増量の恩恵により、
音が途切れず聴こえるようになり、DACとしての使い勝手も向上しました。

測定上の性能は悪化している可能性が否めませんが、
僕にとっては好ましい変化が得られたと思うので、良かったと納得しておきます。

Posted at 01:02 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.14

【AMB LABS γ1&γ2(GAMMA1&GAMMA2) DIY DAC】製作レポート

AMB LABSのDIYプロジェクトのうちのひとつ、
γ1(GAMMA1)&γ2(GAMMA2)のDAC製作を行いました。

amb_gamma_001.jpg

小さめ基板の、非常にコンパクトなDACではありますが、機能面はとても充実しています。
3種のデジタル入力(24bit192kHz対応)3つのアナログ出力、2つのデジタルアウトが可能で、
24bit192kHzのアップサンプリング機能、3種のデジタルフィルター、アンチクリッピング機能を備えています。
電源はUSBバスパワー及び5Vの外部電源入力による給電が可能です。

あくまでDIY向けに開発されたDACなので、面実装部品は可能な限り少なめに抑えられており、
ICチップの実装さえなんとかなれば難易度はそこまで高くはない…らしい。

しかしγ1、γ2をあわせて製作する場合、調達部品がとても多くなってしまうのと、
基板とケース、部品代だけで15000円に届く予算が必要である点(専用パネルも一緒に注文すると2万円弱)、またICチップの実装難易度のことを考えると
気軽なDIYとは言えず、まうまうがチャレンジする電子工作の中では最高難易度かつ、最も高級なものになります。
(中華DACの異常な安さが実感できる…。)


最初はSSOP28の半田付けが危なげでしたが、
段々とコツのようなものをつかめてきたように思え、
なんとか表面実装部品の半田付けが完了しました。
ルーペで再確認したら、一箇所、SSOPの足がブリッジしているところがあって、肝を冷やしました。(あぶなかった)
amb_gamma_003.jpg

これさえ終われば、あとは気軽なリード部品の半田付け。
amb_gamma_004.jpg
抵抗部品の抵抗値、積層セラミックコンデンサの指定箇所を間違えないように
何度も確認しながら実装していきます。

危なげなく実装完了。
amb_gamma_005.jpg

裏面です。
amb_gamma_006.jpg

γ1とγ2の基板をサンドイッチして、完成となります。
amb_gamma_007.jpg
amb_gamma_008.jpg

この状態で、ためしにUSBケーブルを挿してみたら…USBDACとして認識されました!
音出しチェックも問題無し!まさかのノーミス一発製作成功。(我ながら驚き)


そしていよいよケースに基板を入れて、
AMB LABSで49ドルもしやがったかっこいい前後パネルをはめ込み…

γ2 アップサンプリングDAC完成!やったー!
amb_gamma_009.jpg

フロントパネル側です。
左から光、同軸のデジタル出力端子、アンチクリッピング、3種のデジタルフィルター、デジタル入力選択のスイッチ、アナログ出力(3.5ミニプラグ)。
amb_gamma_010.jpg
デジタル入力を感知すると、赤く光っている照光トグルスイッチが緑色の光に変化します。

リアパネル側。
左からDC入力端子、デジタル入力端子2種、RCA&3.5mmミニプラグのアナログアウト、USB-miniB端子。(バスパワー駆動とデジタル入力が可能で、どちらか片方のみでの使用も可能)
amb_gamma_011.jpg
リア部のアナログ出力部は、γ2に実装されたSRC4192を介し24bit192kHzにアップサンプリングされます。
(設定によりアップサンプリングしない選択も可能)


改めて内部紹介です。
γ1の基板。
amb_gamma_012.jpg
γ1だけで単体のDACとして使用することも可能です。
基板を半分に分割し、ハモンドの小さなアルミケースに収めることで
ハイパフォーマンスなポータブルDACとして運用することが可能。
(国内ブログでいくつか製作レポートを拝見することができます)

amb_gamma_014.jpg
抵抗類はすべてVishay DaleのRN50で統一しました。
青い抵抗はかっこいい!

このDACは積層セラミックコンデンサを沢山使用するのですが、
温度特性のグレード指定がX7R、特に高精度を求められる場所はC0Gの指定となっています。
本制作まで、「積層セラミックの温度特性」などというものを気にしたことがなかったのですが、
秋葉原や国内通販で購入できる積層セラミックコンデンサは
基本的にこれらより低いグレードのものになるようです。

カップリング用のアルミ電解コンデンサは
ELNAのSILMICⅡを使用し、
デカップリングと思われる指定箇所の電解は、OSコンを使用しています。
amb_gamma_013.jpg

amb_gamma_015.jpg

γ1&γ2のセパレートDACを実装する場合、赤枠部をジャンパー線で短絡させる必要があります。
amb_gamma_016.jpg
amb_gamma_017.jpg


γ2の基板です。
amb_gamma_018.jpg

WIMAの赤いPPフィルムコンデンサ、MKP2が目を引きます。
精度2.5%品を使用しています。
amb_gamma_019.jpg

アナログ部に使われるオペアンプはOPA2365AIDを選択しました。
amb_gamma_020.jpg

このDACの主役部であるDACチップは
WM8741の廉価グレードである、WM8742を選択しました。
amb_gamma_022.jpg
MOUSERでWM8741の在庫がなかったため仕方なくWM8742にしたという経緯。

DACは、DACチップの性能だけで良し悪しが判断されがちですが、
WM8741をデュアルで実装している中華DAC、Audio-GdのNFB12.1の音があまりに微妙…だったり、
AD1955をデュアルで実装している中華DAC、MATRIXのmini-iの音はあきらかに変な癖があったりもすることから、
やはり回路設計が大切なのであって、
DACチップだけで音の良し悪しは判断できないと思っています。(測定の良し悪しの判断はできると思いますが)

表面実装の水晶発振器。
amb_gamma_021.jpg

このSRC4192を介してアップサンプリングが行われるそうです(よくわかっていない)
amb_gamma_023.jpg


このγ2のDACを介して聴いてみた音の印象ですが、
味付けがあるタイプではなく、無味無臭といった印象。
どちらかというとすっきり系のイメージで、変な癖は感じません。

機能面では
筐体のコンパクトさと、3.5mmミニプラグのアナログ出力があるのがうれしく、
自宅でポータブルアンプを介して音楽を聴きたい場合にも活躍してくれそうで、
サブ機としても優秀なDACだと思います。


慣らしが進んできたら、感想でも書こうかと。
(過去経験から、第一印象から音のイメージが変わることはほぼ無いのですが)


また、γ2と同時製作予定だった電源基板のSIGMA25は、
収納予定のケースの到着が遅れているため、到着してから製作に着手する予定で、
これも楽しみです。


ともあれ、まともに音楽が聴ける多機能なDACが自分の手で作れたことに満足しています。
無事に完成して本当によかった!

Posted at 17:28 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
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