2012.05.15

【Choco Mori Amp kit】【Miu-Tech MRA DIY kit】ファーストインプレ

先日組み立てたポータブルアンプキット、
Choco Mori AmpとMiu-Tech MRA
実際に通勤時に外に持ち出して使ってみました。

まず、Choco Mori Ampから。
Choco Mori AmpはシンプルなCMOY回路のヘッドホンアンプで、
9V角型電池一本で動作します。

当キットはイヤホンで聴く事を想定しているのか、
ゲインは低めに抑えられており
ボリューム調整がしやすいです。
小音量時にギャングエラーがありますが、
実用レベルまで音量を上げると解消されます。
また電源投入時のポップノイズなどもなく、使いやすい印象。

出音の第一印象は、やや低音寄りでウォーム、
悪く捉えると曇っており、高音が伸びない感じ。
低音の制動力に欠けていますが、これはこれで。
駆動力は十分にあり、アンプを通して聴いてる!という実感をしっかり感じられます。

また、能率の高いイヤホンを接続すると
ごくわずかなホワイトノイズが乗ります。
アースの取り方次第でこのあたりは変わってくると思います。

決して基本性能が高いイメージではありませんが、
こんなシンプルな回路でも十分聴ける音が出るんだなあ、と嬉しくなります。


次に、MRAの音を聴いてみました。
こちらも、9V角型電池一本で動作します。
かなりコンパクトなアンプで、大袈裟な巨大アンプを持ち歩きたくない人には
ちょうどいいサイズかも。
派手な黄金ケースは好みが別れると思いますが…。
たまたま組み合わせた小型イヤホンのImageX10と、
見た目の相性がなかなか良い感じ。
mra-ampkit_b_028.jpg
電源投入後にミニジャックにプラグを差し込むと
小さなポップノイズがありますが、そんなに気になるレベルではありません。

ゲインはLOWとHIGHを切り替えることが可能ですが、
基本的にLOWでもゲイン高めです。
ボリュームは、小音量時にギャングエラーがあります。
適正音量まで音量を上げるとギャングエラーが解消されますが、
この辺りは個体差があるかもしれません。

Choco Mori Ampと比較すると
すっきりした音質で、高音が伸びます。
どちらかというと固めで、高音がザラついてる印象。

で、デフォルトのオペアンプ「KIA4559P」で聴く場合、
LOWゲイン設定で音量を12時前後まで上げると、発振しやがります。

駆動力のいるヘッドホンで聴く場合、この発振する音量帯にぶち当たります。
ゲインをHIGHにすると発振は解消されるのですが…。

基本的にこの発振は深刻な問題にならないのですが、
気分のいいものではないので…
早速手持ちのオペアンプと交換することにしました。
mra-ampkit_b_027.jpg
2回路入りオペアンプのペアが必要なのですが、
「OPA2134」と「OPA2604」しか手持ちがありませんでした。
差し替えて見た所、幸いどちらも不具合無く音が出ました。

とりあえずは、第一印象の良かったOPA2134に差し替えて
バーンインを続けることにします。

それにしても、Miu-Tech MRA DIY kitは販売価格42USDという安さの割に
ケースもしっかりしているし、所有満足感が高いです。
中身のコンデンサやオペアンプは安物ですが、
自分好みのパーツにカスタマイズが出来る余地があると
好意的に捉えていたり。


どちらのアンプも、「自分で作った!」というバイアスがかかり
楽しく音楽を聴く事が出来ました。
純粋な高音質だけを求めて追い込んでいく
ストイックなオーディオ趣味とはちょっと違う、
新しいオーディオの楽しみ方を発見した感じ。
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2012.05.13

【Miu-Tech MRA DIY kit】製作レポート

先日到着したMiu-Tech MRA DIY kitですが、
すぐに製作しなかったのには訳がありました。
mra-ampkit_b_003.jpg

せっかくDIYするのだから、基本パーツを使わずに
より高品質なコンデンサを使って制作しようと思い
代替品となるパーツを通販で購入しました。
今回も詳しい方にアドバイス頂きつつ…。

差し替え用のオペアンプも気になる所ですが
こちらは製作後に好きなだけ変更できるので、
今回は保留。

この製作までの間、回路図の読み方について
最低限の事はわかるようになりました。


以下、抵抗とコンデンサ、LEDの配線について追記してあります。
mra-ampkit_b_026.jpg


裏面。LEDは裏側に取り付けます。
mra-ampkit_b_011.jpg
パーツが少ないキットなので
抵抗を使う場所さえ間違えなければ
怖いものはありません。

今回は、低温で溶け初心者にも使いやすいという
WBT-820を使い、ハンダ付けを行います。

いよいよ製作開始。
抵抗のハンダ付けが終わった所。
mra-ampkit_b_012.jpg

時間飛んで、
全ての半田付けが終わった所。
思ったよりずっと早く終わりました。
mra-ampkit_b_013.jpg
通電テストも結果良好。いやあ、嬉しいなあ。
電源用のリード線は強く引っ張ると切れそうだったので、
根元をホットボンドで固めています。

それにしても、
糸ハンダのWBT-820はケスター44に負けず、非常に使いやすいです。
ケスター44はハンダが溶けてからフラックスが広がるまで、ほんの少し時間差がありますが
WBT-820はハンダとフラックスが同時に溶けて、スムーズにハンダ付けできました。


電解コンデンサ16v470μFは、パナソニックのAM-Xを使いました。
小型サイズのコンデンサしか入らないので、
他に使えそうなものは、オーディオ向で挙げると
ニチコンのFW、KW、東信のUTSJ、SANYOのOS-CONなど。
mra-ampkit_b_014.jpg

100pfの積層セラミックコンデンサを
パナソニックのPPSコン、ECHSに変更し
0.1μFのBOX型フィルムコンデンサを、WIMAのMKS2に変更しています。
見た目も良い感じで満足。
mra-ampkit_b_015.jpg

キットに同梱されていた、オペアンプのKIA4559Pです。
KEC(Korea Electronics)のバイポーラ2回路入りらしいですが、
詳しいことは調べていないのでわかりません。
TAOPAOでは1元前後で売られています。(15円くらい)
mra-ampkit_b_016.jpg

完成後の裏面です。
mra-ampkit_b_018.jpg

LEDの配置は基板からはみ出すと前面パネルと干渉しそうで、
はみ出さないようにしたほうが良さそう。
mra-ampkit_b_019.jpg

LEDの極性が合っているかどうか、最後まで確信を持てなかったため
LEDの足を残したまま他のパーツをハンダ付けしたのですが、
おかげで完成後に足が中途半端に残った状態になってしまいました。(狭くて切れない)
mra-ampkit_b_017.jpg


では早速ケースに入れてみよう…と思ったら、問題発生。

前面パネルの穴と、基板のミニプラグジャックの位置が合わない…

サイズぴったりに切り出してある穴のようで、少しのズレも許されないようです。
(前面パネルにパーツをはめ込んだ状態で基板のハンダ付けをすれば良かったのか?)

多足パーツの再ハンダは非常に骨が折れそうで、
またはんだごての熱による劣化でガリや接触不良が起こるのも嫌だったので
見た目は悪くなりますが、ケースを削って対応することにしました。

整合性を取るため、3つの穴全てテーパーリーマーで一回り穴拡張しています。
塗装削れちゃったけど…
mra-ampkit_b_021.jpg
使ってる時は見えない場所だし、いいか。


背面パネルにはシリアルナンバーが刻印してあります。
憎い演出。
mra-ampkit_b_020.jpg
背面にはゲインスイッチがついているのですが、
こちらもスイッチに対してケースの穴がタイトで余裕がないのが気になったので
このあとヤスリで穴を一回り拡張しています。

そしていよいよケースをはめ込み、電池を入れて
完成です!
mra-ampkit_b_022.jpg
mra-ampkit_b_023.jpg
やった、かっこいい!

サイズはかなり小さく、僕が使ってるiPod nano4thより奥行きがコンパクト。
電源は9V角型電池一本。
収納スペースがタイトなため
大きめの9V角型電池を入れる場合、
無理やり押し込まないと入らない感じです。

僕が作ったMRAのファーストインプレですが、
ちょっと高音がザラついたドンシャリといった印象。
mra-ampkit_b_024.jpg
シンプルな回路なので、オペアンプの変更により大きな音質変化が期待できそうです。
しばらく通電を続けて様子を見るとします。

それにしても、電子工作楽しいです!
日々新しい発見があって、
オーディオ趣味の窓口が広がった感があります。

とはいえ、オーディオアンプの仕組みを理解しているわけではないので
ただ漠然とアンプキットを作るか、中華アンプのコンデンサを変更するだけですが…。
現状、自分なりに好みのパーツをカスタマイズできる所と
作った後に実際に使えるという点に楽しみを見出しています。

最後に、MRAの回路図をスキャンしたものを載せておきます。
3264×2412pxの大サイズ。
mra-ampkit_b_025.jpg


また何か作りたいなー。

Posted at 18:04 | DIY関連 | COM(7) | TB(1) |
2012.05.03

【Miu-Tech MRA DIY kit】予告無しに到着した黄金のアンプキット

先日注文していたポータブルアンプキット、
miu-techのMRA DIY KITですが、
予告無しに突然到着しました。
発送連絡無しとは予想出来なかった…。


(送料をケチってEMS発送にせず、安いエアメールを希望したせいだと思いますが。)

包装紙を破るとおしゃれな段ボールが。
mra-ampkit_b_002.jpg

中にはアンプ作成に必要な材料が全て入っていました。
部品それぞれが別々にパッケージされており、
さらに部品名のシールが貼ってある親切な仕様。
mra-ampkit_b_003.jpg

前回制作したchoco-mori AMPは部品と部品の間の隙間に余裕があり
たいへん作りやすかったのですが、
こちらは部品と部品の間の隙間が狭いため、ちょっと注意が必要そう。
(とはいえ、SOICや表面実装の抵抗などの部品が使われていないので、初心者向けに設計されているものと思います)
mra-ampkit_b_004.jpg

実物を見て驚いたのは、その小ささです。
想像していたものよりさらに一回り小さかった。

大きさ比較。左からLongxi Q1、MRA DIY AMP、choco mori AMP(ミント缶)。
mra-ampkit_b_005.jpg

今回の制作にあたり、取り扱ったことのないパーツがいくつかあったので
詳しい方に聞いてみました。

これはフィルムコンデンサ。ああ、これがあの…。
mra-ampkit_b_006.jpg

こちらは積層セラミックコンデンサ…らしい。
mra-ampkit_b_007.jpg
どちらも極性がないそうで、案外扱いやすそうでひと安心。

ちなみにこのキットにはマニュアル類が付属しておらず
回路図が記載された紙が一枚入っているのみで、
これを見ながら作ってくれ!ということらしい。
mra-ampkit_b_008.jpg
※まうまうは回路図を読めません。


(中に入っていた紙がマニュアルではなく、回路図一枚のみであったことを確認したまうまうの心境)

1119024926475.jpg



Posted at 13:58 | DIY関連 | COM(0) | TB(1) |
2012.04.22

ポータブルアンプキットを複数購入

先日、
怪しい中華ポータブルアンプの
Longxi Q1のコンデンサを交換しようとした結果、
基板が焦がしてしまったまうまうです。

結局、ハンダ付け関連の作業に慣れるためには
数をこなしてコツを身につけるしか無いな、と思った次第で、
やっぱりアンプキットの自作にチャレンジすることにしました。

第一に、置き場所に困らず部品数も少ない
ポータブルアンプのキットに手を出します。

1)Choco Mori Ampキット 2100円
chocomori_001.jpg
※リード線とミント缶は別途購入したものです。

詳しい解説はこちら

オーディオアンプとしては非常にシンプルで、
DIY初心者が作る定番となっている
CMOYアンプのキットです。

基板以外の部品は、秋月電子通商あたりで
合計500円以内で揃う程度のもので、
やや割高に感じる内容ではありますが、右も左もわからない僕には
こういった親切なキットが必要です。
(マニュアル付き)

前々からの憧れであった、ミント缶アンプを作ってみようと思います。

缶に穴を開ける工具一式で五千円弱が飛んでいったので泣きそう…。
(高すぎ)
まあ、先行投資と思って我慢します。

ケースに収納するにあたり、
いくつか足りないものがあったので、別途購入して到着待ちです。


2)MRA DIY kit 42USD
MRA_002.jpg

MRA_001.jpg

MRA_003.jpg

詳しい記事はこちら

Miu Audioのエントリークラスポータブルアンプキットです。
この安さで穴開け加工済みケース付きで、全てのパーツが揃っています。
こちらも部品数が少なく、初心者にはうってつけのキットに見えたため
注文してみました。
悪趣味な金ピカケースは正直どうかとおもいますが…

こちらも到着待ちです。


さらに、ハンダ練習用にラインケーブルを自作してみました。
線材Belden 88760、カナレのプラグF-09、色分け用のスミチューブを用意。
belden 88760_001
今までは、
はんだ不要のコレットチャック式のプラグでしか作ったことがない
ケーブル自作でしたが、
コレットチャックのプラグは価格が高い…。
せっかく買ったハンダ付け工具一式、無駄にしないためにも
慣れていきたい。

皮膜を剥いてハンダ付けの準備が整った所。
belden_88760_002.jpg

紆余曲折あって、無事に完成しました。
belden_88760_003.jpg
センターピンの、ホット部分のハンダ付けをするにあたり、
予め予備ハンダを付けておいたのですが、これが失敗の元だった…。
固まった予備ハンダを再度溶かすために長時間ハンダごてをあてつづけた結果、
RCAプラグ内部のプラスチックが溶けて、RCAピンの位置が歪んでしまいました…。

無理やりペンチで曲げて調整して、なんとか無事に使えるようになりましたが。(ピンに傷ついちゃった)

次は、来週末にでもミント缶アンプの自作にチャレンジしてみます。
うまくいくといいなー。

Posted at 12:59 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |