--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2013.06.03

ラトックシステムのRAL-2496UT1を導入

先日、ラトックシステムのUSB-DDC/DAC、
RAL-2496UT1の中古品を購入しました。
ral2496ut1_002.jpg
ral2496ut1_003.jpg
見た目はよくある地味な複合機です。
公式ページでは「USB Digital Audioトランスポート」という変わった名称が付いていますが、
内容は「高性能なUSB-DDCだけどDAC機能も付いてて、おまけにヘッドホンも鳴らせるよ」といった感じの機器のようです。

X-MOSを搭載したRAL-24192UT1という後継機種がありますが、
デジタルアウト端子が同軸一本のみなので、候補からは外れました。

これまで僕が使用していたJAVSのX-DDCからの乗り換えとして、
USB-DDCとして使っています。

X-DDCは音に対する不満は全くありませんでしたが、
起動のたびに電源スイッチを押さなければならないのが面倒でした。

それまで、僕のパソコンを通じてスピーカーから音を出すためには、
(1)パソコンの電源スイッチ→(2)X-DDCのスイッチ→(3)DACのスイッチ→(4)ぺるけ式FET差動アンプのスイッチ→(5)ミニワッターのスイッチ…という面倒な手順を踏む必要があったので、
USB-DDCをUSBバスパワーによるPC連動とすることにより、簡略化を図ろうという狙いです。


このラトックシステムという会社、以前から知っていましたが、
「よくあるPCサプライ製品を取り扱ってる会社」程度の印象でした。

オーディオ機器を専門に扱う「RATOC Audio Lab」というラインナップがありますが、
大変失礼ながら「中国製で、適当な作りのぼったくりなんだろう」と思い込んでいました。

しかし実際は、
ラトックシステムの社長自らがこだわりをもって機器開発を手がけており、
組立まで国内で行われている、純国産の機器を作るメーカーであったことを知り、驚きました。
ral2496ut1_004.jpg
ral2496ut1_005.jpg

当機RAL-2496UT1に興味をもったのは、下記の記事を読んだのがきっかけです。
--------------------------------------------
第405回:USBの音質を追求するラトックのオーディオ
~ 岡村社長に聞く、“こだわりを持った”製品開発 ~

--------------------------------------------
ラトックシステム PCオーディオブログ「#32 USB Audioについて (その1)」
--------------------------------------------
物量にものをいわせたり高性能部品を使用して派手な宣伝文句をつけるでもなく、
設計が古い「TAS1020B」というチップを使って、プログラムを工夫することで性能を追い込んでいるという点や、ネガティブな点も包み隠さずに話している点などに、日本の職人的なストイックさ、ものづくりへのこだわりが感じられ、琴線に触れました。

ral2496ut1_007.jpg
ral2496ut1_006.jpg




早速、X-DDCからRAL-2496UT1に乗り換えて、音楽を再生してみました。

音楽の再生環境はwin7、Foobar2000のWASAPI(EVENT)、16bit/44.1kHZです。
(最終的に、僕が使用しているDACは全て内部で強制アップサンプリングされてしまう仕様なので、途中経路のビットレートはこだわっておらず、デフォルトのままです。ハイレゾ音源も持ってませんしね…)

X-DDCではWASAPI(EVENT)での再生がまともに出来なかったのでWASAPI(PUSH)を選択していましたが、
RAL-2496UT1は、WASAPI(EVENT)で問題なく再生できました。
win標準ドライバに対応しているためか、動作が安定していて助かります。



USB-DDCを変更してみた第一印象として、
「音が柔らかく、きめが細かい繊細さ」が感じられる点が挙げられます。
彩度を少し抑えることにより、突き抜けた表現はなくなるものの、聴きやすさが際立った…という感じ。

聴感的にどちらが性能が上か…という違いは正直わかりませんが、RAL-2496UT1のほうは若干音楽性を考慮した音作りをしているように感じます。
特に、アンビエントミュージックのような静かな曲を再生している時の静寂感が耳に心地よく、素直に「買って良かったなあ」と思います。


比較してみると、やはりX-DDCは明るく派手目の味付けがあるのだと思います。
どちらも高性能かつ必要十分な機能を備えているという点では変わらないので、
最終的な出音に対する思想の違いで、好みの差じゃないかなあ、と。

今の所RAL-2496UT1のDAC機能、HPA機能は使用していないのですが、
折を見てDAC機能なども試してみます。

ラトックシステムさんに物申すならば、
ラインナップのオーディオ機器が純国産品であることをしっかりアピールしていただくと共に、
中途半端な複合機能を付けず、単機能に特化した代わりに少し価格を抑えたセパレート前提の製品ラインナップを増やしてくれると
ニッチな需要が見込めるのではないでしょうか。(なんて…。)




以上のように、
オーディオ機器は複数台を比較して初めてお互いの評価が定まってくる所があるので
お金のかかる趣味だなあ…って思います。

他者のレビューは参考にはなるものの、最終的に自分の耳で聴いてみるしかないですしね。
(これはこれで楽しくて、やめられない、止まらない…。)
スポンサーサイト

Posted at 03:54 | DAC・DDC | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。