2013.05.29

【Sound Potion Monolith】二台目製作

前回、製作失敗したと思って半ばあきらめていたポータブルアンプ、Monolithの一台目が無事に完成してしまったのですが、
基板と部品がまるまる揃っているので、趣味と実益を兼ねて二台目の製作を行いました。



Monolith_018.jpg

Monolith_019.jpg

一台目との違いは、以下二点です。

・デカップリングの低ESR電解コンデンサをケミコンKZEから、パナソニックFMにしてみた
・前面パネル側のLEDを青色から赤色に変更してみた


Monolith_020.jpg

Monolith_022.jpg

作業自体は無事に終わり、
オフセットが1mv以内に収まっていることを確認できたので
早々に視聴してみたのですが、
またもや不安定なノイズに悩まされてしまいました。

ボリュームを操作してもノイズの量が変化しない点、アンプを揺すってみると微妙にノイズの量が変化することから、アースが悪さをしているようです。

作業を再確認したら、ボリューム前面下部にある小さな出っ張りを削り忘れていた事がわかりました。
ケースに収めた時にボリュームとパネルが導通し、アースループ(?)のような不具合が発生していたようです。

完成を急ぐとつい何かを忘れてしまいがちなので、ゆっくりじっくり確実に作るべきですね…。

というわけで、Sound Potionのポータブルアンプ、Monolith二台目が無事に完成!
Monolith_023.jpg
Monolith_025.jpg

結果的に(ほぼ)同じものが二台出来てしまったので、片方を処分する方向で考えてみます。
Monolith_026.jpg

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Posted at 01:57 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.05.22

AMB Labs σ11の出力増強と、Sound Potion Monolithの修理

前回、σ25電源ユニットの製作がうまく行ったことに気を良くして、
かねてから「いつかやろう」と思ったまま放置していた、
AMB LABSのM3ヘッドホンアンプと組み合わせている電源ユニット、
σ11の出力増強を行いました。
amb_sigma11_016.jpg

■σ11の製作レポートはこちら
【AMB Labs sigma11 single-rail regulated power supply】製作レポート


内容は単純で、出力電圧を決定している抵抗を一本交換するだけです。

しかし、基板を取り出すためにネジやら何やらを外すのが面倒だし、
製作に使用したオヤイデの鉛フリー半田「SS-47」は、
スルーホールに浸透してしまったが最後、再び溶かすのが至難の技。
最悪、σ11が再起不能となる危険もあったので、
リスクを感じてずっと手付かずでした。

案の定、半田の吸い取りは困難を極め、
抵抗一本相手に一時間の格闘。

なんとか…無事に交換できてよかった…
(もう二度と鉛フリー半田は使わない事を心に誓いました)

この改修により、出力電圧が24vから27vにパワーアップ!amb_sigma11_029.jpg
24vのACアダプタの代わりとして使えるよう、汎用性を残したい狙いもありましたが、
このσ11はあくまでM3ヘッドホンアンプ専用ということで、割り切って性能を追求することにしました。
(欲しくなったらまた作ればいいし!)

M3ヘッドホンアンプは比較的単純な回路だからか、
環境を上げていく事による音質向上が顕著で、いじり甲斐があります。
他のヘッドホンアンプでは聴けない、重厚で濃密な音がたまらない!


次に、
製作に失敗してしまったポータブルアンプ、Sound Potion Monolithを再製作すべく
注文した基板が入金反映後10日を過ぎても届かなかったため、
問い合わせの連絡を入れるとともに、
駄目元で、故障中の基板のフィルムコンデンサを交換してみました。
Monolith_005.jpg

交換したら、あっさりと正常動作してしまいました。
オフセットは両ch共に1mv以内、ノイズも皆無、音出しも問題なし。
Monolith_006.jpg
やっぱりSMDのサイズが合っていなかったのが原因だったね…。
嬉しいけどちょっと複雑なこの心境。

Monolith_008.jpg
Monolith_009.jpg

というわけで、Sound Potionのポータブルアンプ、Monolith完成!
Monolith_010.jpg
Monolith_011.jpg
Monolith_012.jpg

サイズ比較(参考)左からMonolith、Mini3、CmoyBB、PortacordaⅢ USB、Voyager。
Monolith_015.jpg

iPod nanoやウォークマンに合わせたサイズとのこと。
僕の手持ちのアンプの中でも最小クラス。
Monolith_013.jpg

組み合わせて納得、素晴らしい親和性。
Monolith_016.jpg
愛用してて良かったiPod nano。

一度ケーシングしてしまえば、
ACアダプタを接続するだけで充電が出来る、このありがたさ。
Monolith_014.jpg
同じく充電可能なポータブルアンプ、
MINI3やcMoyBB V2.03Rはいつまでも充電ランプが消えませんが、
このMonolithには充電の制御基板が入っていて、
充電完了すると自動的に緑のランプが消える安全設計です。(しかも充電速度が早い)


まだ数時間ほどしか聴けていないのですが、
近いうちにファーストインプレ書いてみます。

※注文していた基板は、この製作の翌日に到着しました。
(ありがとうございます)


※5/27追記
赤枠部のコンデンサが逆接続になってました。
Monolith_005_2.jpg
コンデンサの極性は絶対に間違えない自信があっただけにショック!
(後日交換しています)


Posted at 00:31 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.05.15

ポータブルアンプ製作失敗と、アダプタ・イヤホン購入など

ゴールデンウィークの連休中に、
表題のポータブルアンプ「Sound Potion Monolith」の製作を行いましたが、失敗してしまいました。
(もしかして:ポータブルアンプ壊しすぎ…!?)

音は正常に出るのですが、片chから30mvほどのDCオフセットが…
Monolith_004.jpg

原因は、この「0.1μF 16v」のチップコンデンサの種類を間違えて買ってしまったためです。
サイズが合っていないことに気付かず強引に半田付けを行った結果、
下記写真のあたりで短絡が発生してしまったようです。
Monolith_003.jpg
この後、余っていた0.1μFの積層セラミックコンデンサなどに付け替えてみたのですが、
オフセットは解消されたものの、
最終的に片chからノイズが出てしまうようになってしまい、こりゃどうにもならん…。

しばらく落ち込んでいたのですが、気持ちを入れ替えて再製作にチャレンジすることにし、
基板を再注文して発送待ちの状態です。
(入金処理されてから一週間経っても発送されないのでソワソワ)

非常に痛い再製作の追加出費ですが、
手持ちの予備部品とケースと電池はそのまま流用できるので、5~6千円程度の追加予算でなんとかやれそうです。
今度は部品の間違いもないし、次こそ成功させるぞ!


上記の製作失敗による心の隙間を埋めるべく、衝動買いしたものを紹介します。


下記は、「タムラ製作所」の日本製リニアトランスACアダプタです。
PSEマークも付いてます。
オークションで500円で売られていました。
amb_sigma25_020.jpg
現在もオークションで同じ価格で売られていることから、一定の在庫があるようです。

ただし仕様はかなり尖っていて、
センターマイナスの9V 400mA、非安定化のAC-DCアダプタです。
amb_sigma25_021.jpg
一般的なオーディオ機器に使われるACアダプタはセンタープラス品のはずですから、
他のアダプタとの差し替えは特殊な例を除き不可能なはずです。

僕の環境では、以前製作したAMB Labsの電源基板「SIGMA25」が
極性の区別なく交流も直流も受け入れる仕様となっているので、この5V出力用の電源ユニットに使用するACアダプタとして差し替えることができます。
amb_sigma25_022.jpg


次に、新しいイヤホンを買いました。
westone1_001.jpg

Westone1(中古品)です。
イヤーピースはSHUREの純正品と互換性があるため、手持ちの新品と交換しています。
westone1_002.jpg
このWestone1、
一般的なシングルBAイヤホンにありがちな「高解像度でシャープな音質」とは全然違う、
中低音主体のウォームな音調です。

一聴するとこもっているけれど、BA型イヤホンらしい解像度の高さは健在。
刺激を出さずにリラックスして聴ける、リスニングのために調整された音質で、
今の僕の好みに一致しています。

しなやかで質の良いケーブル、SHURE掛け装着によるタッチノイズの少なさ、高い遮音性…など、
良いイヤホンとしての条件を満たしており、よく考えて作られているなあ、と関心します。
(ただし定期的にケーブルのクリーニングをしないと、皮膜が劣化しそう)


そして、次回工作予定について。

元々予定していた、ぺるけさん設計のトランジスタ式ミニワッターを保留とし、
γ2 DACの電源ユニット、SIGMA25を作りなおすことにしました。

「Sound Potion Monolith」の部品と共にトロイダルトランスや実装部品をDIGI-KEYで注文し、
基板は元々予備でストックしてあったものを使用し、
その他部品を秋葉原で買ってきて、ケース加工を済ませた所です。
amb_sigma25_023.jpg
(ケース加工は相変わらず面倒…)

トロイダルトランスの「パラレル」「シリーズ」の仕組みと結線方法について理解が深まったので、
この知識を実践で生かしてみよう!と思った次第。
電子工作って面白いなあ!

製作レポートは次回更新にて。

Posted at 02:00 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.04.18

制作準備中のキットの紹介など

これから新たに電子工作しようと準備を進めているものを紹介しておきます。


次回はポータブルアンプを作る予定で、
Sound Potionさんの「モノリスアンプ」基盤とケースを購入しました。

このアンプは「トラペジウム」というポータブルアンプの後継機種にあたるそうです。
マニアックな層では有名、との事。

BISPAなどで売られている同人系(?)のアンプキットは以前から気になってはいたものの、
製作者さんの「顔」が見えないという点や、安全性などの点において若干の不安があり、
ちょっと手を出しづらいイメージがありました。

この「モノリスアンプ」は完成品の製品がフジヤエービックで売られていたという点や、
オフセットを極力排除してあるという安全設計、
ポータブルアンプ運用における最大のポイント「サイズのコンパクトさ」「バッテリー充電」についてよく考えられているという点などが魅力的で、購入の決め手となりました。

部品は大体揃いましたが、連結部品などのパーツが足りないので秋葉原で買い集めて、
4月末~5月の連休時期に製作予定。


続いて、こちらも製作準備を進めている
ぺるけさん設計の「トランジスタ式ミニワッターPart2」です。
半導体などの主要部品は頒布していただきました。(ありがとうございます)
miniwatter2_001.jpg
先月製作した真空管アンプのミニワッターは単純な回路ながら、僕のような者には十分すぎる、良い音を聴かせてくれます。
ならば、「同じくシンプルなトランジスタ式ミニワッターからは、どんな音が出るんだろう?」と思い始めてしまい、我慢できなくなってしまい…。

パーツは現在選定&買い集め中で、早ければ5月の連休時期あたりから製作してみようと思っています。


その他の小物としては、
K702のリケーブルと、DOCKケーブルなどの製作を並行準備中です。
うまくやれるかちょっと自信ないのですが…。(うまくやれますように)




話は変わって、
このブログで僕の音楽に対する考えや、このブログを立ち上げようと思ったきっかけについて書いていなかったので、雑記ついでにちょこっと書いておきます。


僕は音楽を聴くのが大好きで、
いつでもどこでも寝ても覚めても音楽と共にありたい…と思っています。
とはいえ、音楽を語る知識も口もないので、詳しく語るような事はできないのですが…。

元々テクノが好きで音楽鑑賞をするようになりましたが、
特に再生機器に気を使い始めてからは聴く音楽ジャンルの幅も自然と増えてきて、
今ではポストロック、ジャズ、エレクトロニカやニューゲイザーなどのインストミュージックを流し聴きしながらまどろむのが毎日の楽しみになっています。

この10年くらいで多くのアルバムを購入して、リッピング済みの音源は先日に8000曲を越えましたが、
飽きずに長く聴けるお気に入りのCDというのはごく一部に限られていたりもして。
(CDの置き場が…)

もともと再生機器に特別なこだわりはなかったのですが、ほんの4年前に視聴してみたカナルイヤホンの音の良さに感動し、
良い再生機器で聴く音楽の素晴らしさというものに触れ、オーディオのスパイラルに身を落とすこととなり、この抑えきれない欲求を少しでも発散したいという目的で、このブログを立ち上げたという経緯です。
いつの間にか電子工作日記にシフトしてきていますが。


「オーディオは良い音楽ありき」であることを強く意識してはいるものの
どうも最近は指針がずれてきていることを痛感していて、
音が出るアンプ類の電子工作そのものが楽しみになっている感じ。(それはそれでありかもですが)


Posted at 01:53 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |