2012.12.17
【AMB Labs sigma11 single-rail regulated power supply】製作レポート
AMB LABSのDIYプロジェクトの一つ、SIGMA11の製作を行いました。
このSIGMA11は、AMB LABSが提供している電源安定化基板と
トロイダルトランスと組み合わせることで、
ローノイズで高品質な直流電源を接続先に届けることができる、
いわゆる強化電源というやつです。
AMB LABSでは、先月僕が組み立てたヘッドホンアンプのM3用の電源として、
このSGMA11を組み合わせる事を強く推奨しています。
M3の音は予想以上に素晴らしく、
ぺるけ式アンプと違った方向で使い分けに向いていると感じたことと、
トロイダルトランスを使った安定化電源に興味があったことが製作の決め手になりました。
先週、ケース加工を行い、
翌日にさっそく実装基板の半田付けを行いました。
面倒なケース加工さえ終わればもう何も怖くない!楽勝!
…この時はそう思っていました。



パーツは多くないので、
思ったよりずっと早く半田付け終了。
裏面。

それぞれの配線半田付けも行い、いよいよ準備万端!

ドキドキしながら電源ケーブルを挿し、スイッチを入れてみたのですが…
LEDが光らない…
テスターで測ってみて、本来24Vあるはずの出力が0mV…だと…。
ぜ、絶望…。
半田付けのミスやパーツの間違いなどを入念に調べたのですが、
特に異常は見つかりません。
ちゃんと交流12Vの二次出力×2は基板に流れているのに…
もしかしたら、半田付けの熱でダイオードがやられてしまったのかな…と考え、
パーツを抜き取ったりして動作確認をしましたが、まったく改善される気配がない…。
この時点で大分お手上げだったのですが、
Twitterのフォロワーさんに詳しい方がおり、
助言をいただきました。
(いつもありがとうございます!!)
曰く、「二次出力の接続が間違ってませんか?」

回路図を見て、+電圧が流れるべきと思った所に12Vの配線をつなぎ、
そうでない所に0Vの配線をつないでいましたが、
これは誤りでした。
僕は交流電源の性質をよく理解できていなかったようで、
下記のように修正が必要でした。
(修正前の状態だと電気が流れない)


詳しい方のアドバイスのもと、配線を繋ぎ直したら
LEDが光った!!!
や、やった!うれしい!!
これでようやく完成が見えてきたのですが、
僕が独自判断で抜き取ってしまったダイオードを
下記赤丸部分に再実装せねばならず、
共立エレショップで追加注文しました。

しかし部品は翌週の土曜日になっても到着しなかったので、
我慢できず秋葉原で部品を買って帰って、その夜に半田付けを行い、
いよいよ実装完了!スイッチON!
したはいいのだけど、今度は出力に異常が…
本来24Vであるはずの出力が、8.4Vしかない…9Vニッケル水素電池かよ!
またもや絶望的な気持ちになったのですが、
よくよくパターンを追ってみたら、
一箇所、トランジスタの半田付けがブリッジしていました。
ダイオードを抜き取った時に半田ごてが触れてしまったようで…。
ブリッジを修正したら、念願の24V直流電圧が得られる事を確認できました。
や、やった!
各種チェックにより、異常がないことを確認した後
ケースに組み込み、いよいよ完成!

ねんがんの24V強化電源ユニットが完成したぞ!




ケースに対し基板は本当にぎりぎりのサイズで、
ヒートシンクがケースに干渉しそうですが、なんとか収まりました。

部品は例によってAMB LABSが推奨しているパーツリストの中から選択したもので、
MOUSERで注文したものです。

トロイダルトランスは共立エレショップで売っている、
HDB-25を選択。


100V電圧が入ってくる電源ユニットなので、
安全のために配線の末端は熱収縮チューブで保護しておきました。

また、過電流保護に1Aのヒューズを入れています。

ヘッドホンアンプ、M3と組み合わせて
直流漏れがないかチェックしましたが、
ACアダプタ接続時には最大1.6mV出ていたオフセットが1.3mVに減り、
安心して使える性能を有しているようです。(良かった)

ねんがんの「強化電源SIGMA11+ヘッドホンアンプM3」のセパレート環境が完成したぞ!

春先まで半田ごてを握ったことの無かった僕が
ここまでやれるようになって、感慨深いものがあります。
(間違いなく、助言あってこそなので、本当に感謝しきれません…!)
強化電源ユニット、SIGMA11と組み合わせた
ヘッドホンアンプM3の音ですが
一聴した印象こそ「ACアダプタと変わらないな…」だったのですが
聴き込んでいくうちに、音の立体感が向上し、音の弾力が増しているように感じられ、
じわじわと「電源をパワーアップした」恩恵を実感しています。
音の違いはともかく、何より気分がいい!
このSIGMA11も、M3と同様に、
半田付けの熱で劣化した電解コンデンサの自己修復が進む頃に
音が落ち着いてくるでしょうから、よく通電させてから音感想を書いてみたいと思います。
紆余曲折あったけど、成功して良かった…!
このSIGMA11は、AMB LABSが提供している電源安定化基板と
トロイダルトランスと組み合わせることで、
ローノイズで高品質な直流電源を接続先に届けることができる、
いわゆる強化電源というやつです。
AMB LABSでは、先月僕が組み立てたヘッドホンアンプのM3用の電源として、
このSGMA11を組み合わせる事を強く推奨しています。
M3の音は予想以上に素晴らしく、
ぺるけ式アンプと違った方向で使い分けに向いていると感じたことと、
トロイダルトランスを使った安定化電源に興味があったことが製作の決め手になりました。
先週、ケース加工を行い、
翌日にさっそく実装基板の半田付けを行いました。
面倒なケース加工さえ終わればもう何も怖くない!楽勝!
…この時はそう思っていました。



パーツは多くないので、
思ったよりずっと早く半田付け終了。
裏面。

それぞれの配線半田付けも行い、いよいよ準備万端!

ドキドキしながら電源ケーブルを挿し、スイッチを入れてみたのですが…
LEDが光らない…
テスターで測ってみて、本来24Vあるはずの出力が0mV…だと…。
ぜ、絶望…。
半田付けのミスやパーツの間違いなどを入念に調べたのですが、
特に異常は見つかりません。
ちゃんと交流12Vの二次出力×2は基板に流れているのに…
もしかしたら、半田付けの熱でダイオードがやられてしまったのかな…と考え、
パーツを抜き取ったりして動作確認をしましたが、まったく改善される気配がない…。
この時点で大分お手上げだったのですが、
Twitterのフォロワーさんに詳しい方がおり、
助言をいただきました。
(いつもありがとうございます!!)
曰く、「二次出力の接続が間違ってませんか?」

回路図を見て、+電圧が流れるべきと思った所に12Vの配線をつなぎ、
そうでない所に0Vの配線をつないでいましたが、
これは誤りでした。
僕は交流電源の性質をよく理解できていなかったようで、
下記のように修正が必要でした。
(修正前の状態だと電気が流れない)


詳しい方のアドバイスのもと、配線を繋ぎ直したら
LEDが光った!!!
や、やった!うれしい!!
これでようやく完成が見えてきたのですが、
僕が独自判断で抜き取ってしまったダイオードを
下記赤丸部分に再実装せねばならず、
共立エレショップで追加注文しました。

しかし部品は翌週の土曜日になっても到着しなかったので、
我慢できず秋葉原で部品を買って帰って、その夜に半田付けを行い、
いよいよ実装完了!スイッチON!
したはいいのだけど、今度は出力に異常が…
本来24Vであるはずの出力が、8.4Vしかない…9Vニッケル水素電池かよ!
またもや絶望的な気持ちになったのですが、
よくよくパターンを追ってみたら、
一箇所、トランジスタの半田付けがブリッジしていました。
ダイオードを抜き取った時に半田ごてが触れてしまったようで…。
ブリッジを修正したら、念願の24V直流電圧が得られる事を確認できました。
や、やった!
各種チェックにより、異常がないことを確認した後
ケースに組み込み、いよいよ完成!

ねんがんの24V強化電源ユニットが完成したぞ!




ケースに対し基板は本当にぎりぎりのサイズで、
ヒートシンクがケースに干渉しそうですが、なんとか収まりました。

部品は例によってAMB LABSが推奨しているパーツリストの中から選択したもので、
MOUSERで注文したものです。

トロイダルトランスは共立エレショップで売っている、
HDB-25を選択。


100V電圧が入ってくる電源ユニットなので、
安全のために配線の末端は熱収縮チューブで保護しておきました。

また、過電流保護に1Aのヒューズを入れています。

ヘッドホンアンプ、M3と組み合わせて
直流漏れがないかチェックしましたが、
ACアダプタ接続時には最大1.6mV出ていたオフセットが1.3mVに減り、
安心して使える性能を有しているようです。(良かった)

ねんがんの「強化電源SIGMA11+ヘッドホンアンプM3」のセパレート環境が完成したぞ!

春先まで半田ごてを握ったことの無かった僕が
ここまでやれるようになって、感慨深いものがあります。
(間違いなく、助言あってこそなので、本当に感謝しきれません…!)
強化電源ユニット、SIGMA11と組み合わせた
ヘッドホンアンプM3の音ですが
一聴した印象こそ「ACアダプタと変わらないな…」だったのですが
聴き込んでいくうちに、音の立体感が向上し、音の弾力が増しているように感じられ、
じわじわと「電源をパワーアップした」恩恵を実感しています。
音の違いはともかく、何より気分がいい!
このSIGMA11も、M3と同様に、
半田付けの熱で劣化した電解コンデンサの自己修復が進む頃に
音が落ち着いてくるでしょうから、よく通電させてから音感想を書いてみたいと思います。
紆余曲折あったけど、成功して良かった…!
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2012.12.11
【AMB Labs sigma11 single-rail regulated power supply】製作準備レポート
AMB LABSから、
ねんがんのSigma11基板が到着したぞ!

このSIGMA11の実装基板と、トロイダルトランスを組みあわせることで
安定した直流電流を得られるリニア電源ユニットが完成します。
先週末は体調も良かったので、まずはケース加工をやりました。

真ん中の大きな丸穴を開けるために
大きめタイプのテーパーリーマーを買ったのですが
取っ手部分と刃の間隔に余裕がなく、ゴリゴリやってるうちに何度も指を切ってしまい
切り傷だらけになってしまいました。
何か構造的に欠陥があるんじゃないか?このリーマー…(もしかして:使い方に問題がある)
さらに、勢いに任せて
同時製作準備中のぺるけ式オペアンプ反転型ヘッドホンアンプの
ケース加工も済ませておきました。

さすがに二つのケース加工を続けてやると疲れる…。
さらに、SIGMA11と他の機器と接続するためのDCケーブルが必要なので、
このケーブルも自分で半田付けしようと思い、
ベルデンの1芯シールド線、8218と、スイッチクラフトのDCプラグ、s760をスプレッドサウンドで注文しておきました。




見た目は綺麗にできた。
長さは余裕を持って1m。
接続機器との重ね置き前提ならば20cm程度で十分なのですが、
僕の部屋は狭いので、
すぐにヘッドホンジャックを挿せる手元にヘッドホンアンプを置き、
すぐに手の届かない遠い場所に、DACや電源ユニットを置くことにしているので
ある程度の距離が必要なのでした。
そんなこんなで準備が進み、
ケース加工の翌日にSIGMA11の製作に入りました。

もちろんこの後、トラブルが発生します。
続きは次回にて。
ねんがんのSigma11基板が到着したぞ!

このSIGMA11の実装基板と、トロイダルトランスを組みあわせることで
安定した直流電流を得られるリニア電源ユニットが完成します。
先週末は体調も良かったので、まずはケース加工をやりました。

真ん中の大きな丸穴を開けるために
大きめタイプのテーパーリーマーを買ったのですが
取っ手部分と刃の間隔に余裕がなく、ゴリゴリやってるうちに何度も指を切ってしまい
切り傷だらけになってしまいました。
何か構造的に欠陥があるんじゃないか?このリーマー…(もしかして:使い方に問題がある)
さらに、勢いに任せて
同時製作準備中のぺるけ式オペアンプ反転型ヘッドホンアンプの
ケース加工も済ませておきました。

さすがに二つのケース加工を続けてやると疲れる…。
さらに、SIGMA11と他の機器と接続するためのDCケーブルが必要なので、
このケーブルも自分で半田付けしようと思い、
ベルデンの1芯シールド線、8218と、スイッチクラフトのDCプラグ、s760をスプレッドサウンドで注文しておきました。




見た目は綺麗にできた。
長さは余裕を持って1m。
接続機器との重ね置き前提ならば20cm程度で十分なのですが、
僕の部屋は狭いので、
すぐにヘッドホンジャックを挿せる手元にヘッドホンアンプを置き、
すぐに手の届かない遠い場所に、DACや電源ユニットを置くことにしているので
ある程度の距離が必要なのでした。
そんなこんなで準備が進み、
ケース加工の翌日にSIGMA11の製作に入りました。

もちろんこの後、トラブルが発生します。
続きは次回にて。
2012.12.05
今月のDIY予定について
暖房を使わず、毛布も出さずに電気毛布だけで寒さを凌いでいたら
とうとう風邪をひいてしまった、まうまうです。
自己管理不足の末に体調を崩してしまったので、
12月中旬までにやろうとおもっていた電子工作スケジュールが
後ろ倒しになってしまいました。(自己責任)
前向きに考えれば、年末まで電子工作で楽しい週末を過ごせるぞ!ということでもあります。
なにより、一日も早く風邪を治さねばならないのですが…。
さておき、まうまうが今後組み上げようと思っている電子工作対象について書き記しておきます。
以下3種のDIYを予定しており、どれも並行して準備を進めています。
気が向いたものから作っていく予定。
■製作予定(準備中)
1)AMB Labs SIGMA11
2)ぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプ
3)AMB Labs Mini3(二台目)
まずはAMB Labs SIGMA11について、
こちらはアンプではなく、ACアダプタと同じように使える、「強化電源ユニット」です。
別途電源トランスが必要となりますが、このSIGMA11の実装基板と組み合わせることで、
ローノイズで安定した直流電流を接続先の機器に送り届ける事ができます。
5V~36Vの安定した直流電源を取り出せるのが特徴ですが、
今回僕は、先日組み上げたヘッドホンアンプ、AMB M3と組み合わせるために
無難な24v出力の強化電源ユニットを作ろうと思っています。
以前僕は「回路図が読めない素人は100V電源を扱うべからず」と言いましたが、
すまんありゃウソだった。(好奇心には勝てなかった)
かねてより憧れであったトロイダルトランスを共立エレショップで購入し、その他部品やケースなどはMOUSERで注文し、
肝心の基板の到着を待っているところです。
あと、接続用のDCプラグとケーブルを別途注文して、こちらも到着待ち。
この電源ユニットの製作に成功した暁には、
僕の中で「作ってみたいけど、ちょっと敷居が高そうかなあ…」と思っていたアンプ類の製作が
一気に射程圏内に入ってくることになるので、僕の今後のためにも、絶対に成功させたい。
ケース加工は先週末に行う予定でしたが、
発熱による体調不良により断念しました。(無念)
2)ぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプについて、
ヘッドホンアンプばかり作ってどうするんだ…と自分でも思うのですが、
興味がそちらにばかり向いてしまうのだから仕方がない…
過去に製作したぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプは本当に僕好みのいい音なので、
ぺるけさんが「私好みの音」に調整したという
このぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプもさぞ心地良い音質に違いあるまい!
と考え始めたらもう我慢が出来ない!組み上げるしかない!
気づいたら秋葉原でひと通りのパーツを買い集めていました。
ユニバーサル基板を使ったアンプを一度作ってみたい!という気持ちもありました。
(いかにも電子工作!って感じじゃないですか!)
特筆すべきは材料費で、贅沢しなければ五千円以内で作れる計算です。
とはいえ、僕は見た目にも拘りたいので、高いケースや高いボリュームなどを買ってしまい
多少足が出てしまいましたが…。
材料は先週末の時点で全て揃えたつもりだったのですが、抵抗の買い忘れが発覚したので
秋葉原で買うか、通販で補充するか考え中です。
3)AMB Labs Mini3(二台目) について、
僕が9月に組み上げたポータブルアンプ、AMB Mini3は今も調子が良く、
純粋な音質という点ではさすがに
MEIER-AUDIOのPORTACORDA3 USBや、GRAHAMSLEEのVOYAGERにひけを取るものの
筐体のコンパクトさと質感の良いケース、おいしいとこ取りで僕好みの音バランスであることなどから
使用頻度は高く、気に入って使っています。
ですが、気に入ってるからこそ、少しずつこのような事を考えるようになってきました。
「今僕が聴いてるmini3の音と、AMB Labsが推奨しているパーツを選んで組み上げたMini3の音とでは違いがあるのではないか?」という疑念です。
ちょうどSOIC半田付け済みで放置してる基板もあることだし、上記のSIGMA11のパーツ類と一緒に注文すればMOUSERの送料も無料になることだし、とても安く作れるじゃん!いっちょやってみっか!というのが真相。
こちらは全てパーツが揃っており、ケースも加工済み。
いつでも作業できるのですが…
とにかく今は毎週の週末が楽しみで、充実してます。
…まずは体調整えないと…。
とうとう風邪をひいてしまった、まうまうです。
自己管理不足の末に体調を崩してしまったので、
12月中旬までにやろうとおもっていた電子工作スケジュールが
後ろ倒しになってしまいました。(自己責任)
前向きに考えれば、年末まで電子工作で楽しい週末を過ごせるぞ!ということでもあります。
なにより、一日も早く風邪を治さねばならないのですが…。
さておき、まうまうが今後組み上げようと思っている電子工作対象について書き記しておきます。
以下3種のDIYを予定しており、どれも並行して準備を進めています。
気が向いたものから作っていく予定。
■製作予定(準備中)
1)AMB Labs SIGMA11
2)ぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプ
3)AMB Labs Mini3(二台目)
まずはAMB Labs SIGMA11について、
こちらはアンプではなく、ACアダプタと同じように使える、「強化電源ユニット」です。
別途電源トランスが必要となりますが、このSIGMA11の実装基板と組み合わせることで、
ローノイズで安定した直流電流を接続先の機器に送り届ける事ができます。
5V~36Vの安定した直流電源を取り出せるのが特徴ですが、
今回僕は、先日組み上げたヘッドホンアンプ、AMB M3と組み合わせるために
無難な24v出力の強化電源ユニットを作ろうと思っています。
以前僕は「回路図が読めない素人は100V電源を扱うべからず」と言いましたが、
すまんありゃウソだった。(好奇心には勝てなかった)
かねてより憧れであったトロイダルトランスを共立エレショップで購入し、その他部品やケースなどはMOUSERで注文し、
肝心の基板の到着を待っているところです。
あと、接続用のDCプラグとケーブルを別途注文して、こちらも到着待ち。
この電源ユニットの製作に成功した暁には、
僕の中で「作ってみたいけど、ちょっと敷居が高そうかなあ…」と思っていたアンプ類の製作が
一気に射程圏内に入ってくることになるので、僕の今後のためにも、絶対に成功させたい。
ケース加工は先週末に行う予定でしたが、
発熱による体調不良により断念しました。(無念)
2)ぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプについて、
ヘッドホンアンプばかり作ってどうするんだ…と自分でも思うのですが、
興味がそちらにばかり向いてしまうのだから仕方がない…
過去に製作したぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプは本当に僕好みのいい音なので、
ぺるけさんが「私好みの音」に調整したという
このぺるけ式OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプもさぞ心地良い音質に違いあるまい!
と考え始めたらもう我慢が出来ない!組み上げるしかない!
気づいたら秋葉原でひと通りのパーツを買い集めていました。
ユニバーサル基板を使ったアンプを一度作ってみたい!という気持ちもありました。
(いかにも電子工作!って感じじゃないですか!)
特筆すべきは材料費で、贅沢しなければ五千円以内で作れる計算です。
とはいえ、僕は見た目にも拘りたいので、高いケースや高いボリュームなどを買ってしまい
多少足が出てしまいましたが…。
材料は先週末の時点で全て揃えたつもりだったのですが、抵抗の買い忘れが発覚したので
秋葉原で買うか、通販で補充するか考え中です。
3)AMB Labs Mini3(二台目) について、
僕が9月に組み上げたポータブルアンプ、AMB Mini3は今も調子が良く、
純粋な音質という点ではさすがに
MEIER-AUDIOのPORTACORDA3 USBや、GRAHAMSLEEのVOYAGERにひけを取るものの
筐体のコンパクトさと質感の良いケース、おいしいとこ取りで僕好みの音バランスであることなどから
使用頻度は高く、気に入って使っています。
ですが、気に入ってるからこそ、少しずつこのような事を考えるようになってきました。
「今僕が聴いてるmini3の音と、AMB Labsが推奨しているパーツを選んで組み上げたMini3の音とでは違いがあるのではないか?」という疑念です。
ちょうどSOIC半田付け済みで放置してる基板もあることだし、上記のSIGMA11のパーツ類と一緒に注文すればMOUSERの送料も無料になることだし、とても安く作れるじゃん!いっちょやってみっか!というのが真相。
こちらは全てパーツが揃っており、ケースも加工済み。
いつでも作業できるのですが…
とにかく今は毎週の週末が楽しみで、充実してます。
…まずは体調整えないと…。
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