--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2013.01.29

2月の電子工作予定について

この数ヶ月間、
立て続けに据え置きタイプのオーディオ機器の電子工作をやっていたら、
いよいよ部屋に置き場が無くなってきて…
かなり困ってきた、まうまうです。

恐ろしいことに、
これだけ作っても、まだまだ組み立ててみたいアンプが沢山あって困ってしまいます。
(節操がない…)



というわけで、2月は
サイズが小さく、1万円前後で作れ、ケースは加工済みで、製作難易度が低くて、オーディオDIY界隈で大人気!でおなじみ(らしい)
NwAvGuy氏が設計したヘッドホンアンプ、Objective2を作ってみようと思います。

こちらの記事を読む限りでは、
発表当時、Head-fi界隈で良くも悪くも、大きな話題になったそうで。


基板と加工済みパネル、ケースはJDS LABSで購入しましたが、
このお店は商品・送料共に安いので超おすすめ。
(O2基板は6ドル、加工済みフロントパネルは10ドル!)

基板サイズは幅10cm、長さ8cm。
以前僕が製作したLeijineの据え置きヘッドホンアンプ基板、
A496 Type1とほぼ同じサイズ。
Objective2_001.jpg
AMB LABSのγ2 DACと同じ種類のケースに収納することを前提に設計されています。
(BOX ENCLOSURESのB2-080)

9Vのニッケル水素電池2本を使って駆動する
ポータブルアンプ」らしいのですが…(で、でかすぎる

AC-ACアダプタを接続することで、電池の充電とAC駆動が可能、との事。
正しくは「ポータブル運用も可能なデスクトップ向けヘッドホンアンプ」といった立ち位置ではないかと思われます。
Objective2_002.jpg
「低インピーダンスのイヤホン・ヘッドホン向けの据え置きアンプ」のようなものが一つあったらいいなあ…と常々思っていたのと、
先日製作したAMB γ2 DAC&SIGMA25と重ねて
超コンパクトな三段重ね複合機を作り上げ、自己満足に浸りたい!という気持ちがあります。


製作に必要な部品はMOUSERでひと通りカートに入れましたが
送料無料の7500円に届かなかったので、
AMB M3の改修用部品と、
Meier Audio PortacordaⅢ USBの2台目製作用部品などを合わせて注文しました。
これで2月もいっぱい工作できるぞ!


到着が楽しみです!
スポンサーサイト

Posted at 00:31 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.20

【AMB LABS σ(SIGMA)25 Regulated Power Supply 】製作レポート

先日製作したAMB Labsのγ1&γ2 DAC用にと思い一緒に注文しておいた基板、
SIGMA25です。

非常にシンプルで小さな基板ですが、三端子レギュレーターを使用した実装基板を経由することで
電圧を整流してくれる、簡易的な電源基板です。

今回は、γ2DAC用に5Vの直流電圧が得られる電源ユニットを作成します。


■AMB LABS γ1&γ2 DACの製作レポートはこちら
--------------------------------------------------------
【AMB LABS γ1&γ2(GAMMA1&GAMMA2) DIY DAC】製作レポート
--------------------------------------------------------


AMB LABSにはより本格的な電源基板であるSIGMA11、SIGMA22(両電源用)がリリースされていますが、トランス電源ユニットを使った電源ユニットはスペースも材料費もかなり大きく跳ね上がってしまいます。
(前回製作したSIGMA11は材料費、送料込みで予算1万円を若干オーバーしました)

今回は「高性能・省スペース」が売りのγ2DACにあわせる電源なので、
出来るだけ小さく、シンプルに、さらに安く仕上げてみよう、という考えでやっていきました。



それにしても、
このようなかゆい所に手がとどく基板やキットがリリースされているのは
本当にありがたいです。
回路について何もわからない素人のまうまうが気軽にDIYできる、なんていい時代なんだ。





先日、ようやくRSコンポーネンツで注文し
取り寄せてもらっていたケースが到着したので、
週末に加工を行いました。
amb_sigma25_001.jpg
BOX ENCLOSURESのB1-080BKという小さなケースです。
高さ3cm、幅6.35cm、奥行き8cm。

実装に必要な部品はこれだけです。
amb_sigma25_002.jpg


すぐに半田付けが終了。
amb_sigma25_003.jpg
部品表のうち、25V10μFのタンタルコンデンサは万が一の事故が恐ろしいので、
安全で、タンタルより高性能なOS-CONに変更しています。

収納予定のケースが小さく、高さが足りないので、電解コンデンサは横倒し。
amb_sigma25_004.jpg
パナソニックの低ESRコンデンサ、FMを使いました。

配線した所。
amb_sigma25_005.jpg
(この後、GNDの配線が足りない事に気付きます。)

通電テストも結果良好だったので、
いよいよケースに収納。
amb_sigma25_006.jpg
想像していたより幅がギリギリすぎて
基板の裏側の一部がケースに接触してしまう事が判明したため、
スポンジを貼って絶縁しようとしたのですが
強めにネジ止めをしたらスポンジを突き抜けて短絡してしまったらしく、
ケーシング後の電源起動チェックでヒューズを何本か犠牲にしてしまいました。

どうしよう…とちょっと悩んだところで、
確実に絶縁ができるグルーガンという便利グッズを持っていた事に気付きました。
amb_sigma25_007.jpg
LEDも一緒に固定しておきました。

今度はネジ止め後も確実に絶縁できている事を確認したので、
いよいよ蓋をしめて…
amb_sigma25_008.jpg


SIGMA25電源ユニット完成!
amb_sigma25_009.jpg


電源トランスを使わず、AC-ACアダプタからの交流を受け入れる仕様としたことで
とてもコンパクトでかわいい仕上がりになって、気に入りました。
amb_sigma25_010.jpg

裏面です。
amb_sigma25_011.jpg
右側の2.1mmDCジャックからAC-ACアダプタの交流を受け入れ、
左側の1.3mmDCジャックから5Vの直流電圧を出力する仕組みです。
また万が一の安全のために、ヒューズBOXも追加しています。

DCジャックの位置が左右均等になっていないのはご愛嬌。


サウンドハウスで買った、この9V1AのAC-ACアダプタを接続し、
SIGMA25を通して出力される5vの直流を
左のDCケーブルでγ2DACに送り届けます。
amb_sigma25_012.jpg


γ2とSIGMA25を組み合わせ、
超コンパクトなセパレートDACが完成!

amb_sigma25_013.jpg

γ2 DACに使用しているケースはSIGMA25に使用したものと同じシリーズの
B2-080BKで、は高さ3cm、幅10.85cm、奥行き8cm。
amb_sigma25_014.jpg
狭い僕の部屋にぴったりな小ささ。


裏面の接続はこんな感じ。
amb_sigma25_015.jpg
ほぼ想定通りに出来たので、顔がにやけてきます。(嬉しい)


どちらも同じシリーズのケースを使用しており
高さ、奥行きは同じなので
なかなか収まりが良いです。
amb_sigma25_016.jpg
amb_sigma25_017.jpg
(この写真だと上が大きく見える…)


このSIGMA25からの5V出力を通したγ2DACの音ですが、
一聴して激変!などということはもちろん無く、
当製作の醍醐味と狙いは
自分で考えて仕様を決めて、DIYを成功させた事による精神的満足感を得る事であり
そういう意味では大成功と言えます。

やはり自分で組み上げた機器には愛着が湧くし、
良い音が聴けるように思います。

Posted at 23:54 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.18

9V充電池が増えてきた

去年からちまちま作ってきたポータブルアンプが増えてきて、
今、僕の手元には
9V電池を動力源とするポータブルアンプが8台もあり、
自然と9Vの充電池も増えてきました。(こんなにあっても使い切れないのですが…)

MAHAとかi-Powerとか、
オーディオブログ界隈で人気の電池はどれも高く、
海外通販を利用すると
送料を含めた価格が馬鹿にならないので、専ら安物スパイラルです。


ニッケル水素充電池とリチウムイオン充電池が混じってます。
この中ではNexcellの220mAhニッケル水素電池と、Tenergyの200mAhニッケル水素電池(低自己放電タイプ)がお気に入り。
デザインと作りが良いです。

逆に使いづらいのが、
DLGの9.6V出力220mAhリチウムイオン充電池。しょっちゅう保護回路が働いてまともに使えません。

また上段左から二番目の300mAhニッケル水素電池…とても安く買えたのですが、
充電中に1本破裂させてしまいました。保護回路が入ってないかも。


電池の音質差…は、正直無いと思います。
(仕様による出力や容量などの差はもちろん影響してくると思いますが)
強いて挙げるなら、これらの電池よりもアルカリ電池のほうが良いと感じました。


充電器です。
130117_9vbattery_002.jpg
一番左のBTY充電器は20mvの出力で充電する仕組みで、充電が完了してもランプが消えません。
充電に時間はかかりますが安全なトリクル充電というやつで、電池を挿しっぱなしにしても過充電にはならないはず。

左から二番目は東芝のインパルス9Vニッケル水素電池用の充電器で、
40mv出力、接続後6時間後に自動で充電が終わる仕組みになっています。


右二つのリチウムイオン電池用充電器については、
万が一の事故が恐ろしいので、純正充電器を買いました。(DLGのは出番がない)

やはり安全のことを考えるとリチウム電池は積極的に使いづらく、
もう少し容量の多いニッケル水素電池がほしい所です。
いいのないかなあ。やっぱりMAHAかなあ…。

2013.01.16

色んなケーブルDIY

オーディオ関連の電子工作をするからには、
糸ハンダも妥協せずにいいものを使いたい…という信念で
オヤイデの音響用鉛フリー半田、SS-47を長く愛用していたまうまうですが
色んな半田を使ってみるうち、やはり鉛フリー半田ならではの「作業性の悪さ」を実感してきました。

SS-47にはフラックスが沢山含まれているようで
最初の半田付けこそ鉛入り半田と同じような感覚でスムーズにできるものの、
一度スルーホールに浸透した半田を吸い取って修正することが非常に困難です。(融点が高いのでなかなか溶けず、半田ごての温度を上げると基板のパターンが剥がれる危険が…)

今の所、半田の違いで音の差を感じたことがないし
仕上がりの良し悪しのほうがよほど音質に響いてきそう…という事を意識し始めてきたので、
ここ最近は作業性に優れたケスター44(銀2%入り)の切り売りを使って電子工作に勤しんでいたのですが、
そのストックもあっという間に尽きてしまいました。

前回記事のγ1、γ2のDACの製作時は、手持ちの端切れの半田をミックスしてなんとか完成にこぎつけた…というピンチ具合。

まだまだ電子工作の興味は尽きないし、
いっそ、作業性に定評のある糸ハンダをドーン!とリールで買ってやろうじゃないか!
と思い立って、
以前から気になっていたアルミットのKR-19RMA(100g)を千石電商で買ってみました。

頼もしい重み!

新しい半田を買ったらすぐに使ってみたくなるもので、
買ったまま作らず放置していたラインケーブル用の線材などのストックを引っ張り出して
ケーブルを製作してみました。
130114_cable001.jpg



まずは3.5ミニプラグ(両端オス)のケーブルを作成します。
130114_cable002.jpg
う、うわああ…KR-19RMA すごく使いやすいナリ…
僕が今まで使っていた半田はなんだったのか…というくらい素直に半田が浸透してくれます。(感動)

おかげで滞り無く完成。
130114_cable003.jpg
130114_cable004.jpg
このケーブルは、
先日組み上げたγ2 DACの3.5mmミニプラグのアナログ出力から、ポータブルアンプに繋ぐために使います。
3.5mmミニプラグは千石電商で買ったREAN NY231BG、線材はMOGAMIの2944。

もともとこのMOGAMI2944は、
一年以上前にヘッドホンリケーブルにチャレンジしようと思って買ったのですが、
当時は半田ごてを手に取る勇気がなかったため、ずっと放置していたもので、
活躍の機会が得られてよかった。



次は、CANAREのGS4とマル信無線のDCジャック1.3mmを使って、
DCケーブル(両端オス)を作ります。
130114_cable005.jpg
130114_cable006.jpg
このケーブルは、
この後製作予定の電源基板、SIGMA25から取り出す5Vの直流電圧を
γ2 DACに送り届けるためのケーブルです。
重ね置き用の10cm版と、
バラバラ設置用の1.5mくらいの長さのものを作りました。
L型のジャックは、向きを意識して半田付けしないと向きが合わずに不恰好になってしまうのか…(日々勉強)



次はBelden 8412とフォルテシモオーディオのコレットチャックRCAプラグ、RCA-PKC-GOでラインケーブル作成。
130114_cable007.jpg
ネジ留めタイプのプラグなので、半田不要で、再利用もできます。便利。
130114_cable008.jpg
130114_cable009.jpg
線材もプラグも余っていたので、ついでに作りました。
フォルテシモオーディオのプラグ、ジャック類はとても質感が良く、値段も良心的なので文句なくオススメできます。



もうすこし半田付けしたかったので、ケーブルの不良在庫を漁って、
さらにラインケーブルを作りました。
130114_cable010.jpg
線材はLAVA Mini Soar、プラグはSWITCHCRAFT 3502ABAU。
130114_cable011.jpg
SWITCHCRAFTの3502は非常に半田付けの作業性が良く、
世界中でベストセラーになっている理由が理解できました。
質感も良いし、また使いたい。


集合写真。
130114_cable012.jpg

あとは1mくらいのデジタル同軸ケーブルが欲しいので、
ほどよい線材を手に入れたら、また作業していこうと思います。
KR-19RMA…とても気に入りました。

Posted at 02:18 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.14

【AMB LABS γ1&γ2(GAMMA1&GAMMA2) DIY DAC】製作レポート

AMB LABSのDIYプロジェクトのうちのひとつ、
γ1(GAMMA1)&γ2(GAMMA2)のDAC製作を行いました。

amb_gamma_001.jpg

小さめ基板の、非常にコンパクトなDACではありますが、機能面はとても充実しています。
3種のデジタル入力(24bit192kHz対応)3つのアナログ出力、2つのデジタルアウトが可能で、
24bit192kHzのアップサンプリング機能、3種のデジタルフィルター、アンチクリッピング機能を備えています。
電源はUSBバスパワー及び5Vの外部電源入力による給電が可能です。

あくまでDIY向けに開発されたDACなので、面実装部品は可能な限り少なめに抑えられており、
ICチップの実装さえなんとかなれば難易度はそこまで高くはない…らしい。

しかしγ1、γ2をあわせて製作する場合、調達部品がとても多くなってしまうのと、
基板とケース、部品代だけで15000円に届く予算が必要である点(専用パネルも一緒に注文すると2万円弱)、またICチップの実装難易度のことを考えると
気軽なDIYとは言えず、まうまうがチャレンジする電子工作の中では最高難易度かつ、最も高級なものになります。
(中華DACの異常な安さが実感できる…。)


最初はSSOP28の半田付けが危なげでしたが、
段々とコツのようなものをつかめてきたように思え、
なんとか表面実装部品の半田付けが完了しました。
ルーペで再確認したら、一箇所、SSOPの足がブリッジしているところがあって、肝を冷やしました。(あぶなかった)
amb_gamma_003.jpg

これさえ終われば、あとは気軽なリード部品の半田付け。
amb_gamma_004.jpg
抵抗部品の抵抗値、積層セラミックコンデンサの指定箇所を間違えないように
何度も確認しながら実装していきます。

危なげなく実装完了。
amb_gamma_005.jpg

裏面です。
amb_gamma_006.jpg

γ1とγ2の基板をサンドイッチして、完成となります。
amb_gamma_007.jpg
amb_gamma_008.jpg

この状態で、ためしにUSBケーブルを挿してみたら…USBDACとして認識されました!
音出しチェックも問題無し!まさかのノーミス一発製作成功。(我ながら驚き)


そしていよいよケースに基板を入れて、
AMB LABSで49ドルもしやがったかっこいい前後パネルをはめ込み…

γ2 アップサンプリングDAC完成!やったー!
amb_gamma_009.jpg

フロントパネル側です。
左から光、同軸のデジタル出力端子、アンチクリッピング、3種のデジタルフィルター、デジタル入力選択のスイッチ、アナログ出力(3.5ミニプラグ)。
amb_gamma_010.jpg
デジタル入力を感知すると、赤く光っている照光トグルスイッチが緑色の光に変化します。

リアパネル側。
左からDC入力端子、デジタル入力端子2種、RCA&3.5mmミニプラグのアナログアウト、USB-miniB端子。(バスパワー駆動とデジタル入力が可能で、どちらか片方のみでの使用も可能)
amb_gamma_011.jpg
リア部のアナログ出力部は、γ2に実装されたSRC4192を介し24bit192kHzにアップサンプリングされます。
(設定によりアップサンプリングしない選択も可能)


改めて内部紹介です。
γ1の基板。
amb_gamma_012.jpg
γ1だけで単体のDACとして使用することも可能です。
基板を半分に分割し、ハモンドの小さなアルミケースに収めることで
ハイパフォーマンスなポータブルDACとして運用することが可能。
(国内ブログでいくつか製作レポートを拝見することができます)

amb_gamma_014.jpg
抵抗類はすべてVishay DaleのRN50で統一しました。
青い抵抗はかっこいい!

このDACは積層セラミックコンデンサを沢山使用するのですが、
温度特性のグレード指定がX7R、特に高精度を求められる場所はC0Gの指定となっています。
本制作まで、「積層セラミックの温度特性」などというものを気にしたことがなかったのですが、
秋葉原や国内通販で購入できる積層セラミックコンデンサは
基本的にこれらより低いグレードのものになるようです。

カップリング用のアルミ電解コンデンサは
ELNAのSILMICⅡを使用し、
デカップリングと思われる指定箇所の電解は、OSコンを使用しています。
amb_gamma_013.jpg

amb_gamma_015.jpg

γ1&γ2のセパレートDACを実装する場合、赤枠部をジャンパー線で短絡させる必要があります。
amb_gamma_016.jpg
amb_gamma_017.jpg


γ2の基板です。
amb_gamma_018.jpg

WIMAの赤いPPフィルムコンデンサ、MKP2が目を引きます。
精度2.5%品を使用しています。
amb_gamma_019.jpg

アナログ部に使われるオペアンプはOPA2365AIDを選択しました。
amb_gamma_020.jpg

このDACの主役部であるDACチップは
WM8741の廉価グレードである、WM8742を選択しました。
amb_gamma_022.jpg
MOUSERでWM8741の在庫がなかったため仕方なくWM8742にしたという経緯。

DACは、DACチップの性能だけで良し悪しが判断されがちですが、
WM8741をデュアルで実装している中華DAC、Audio-GdのNFB12.1の音があまりに微妙…だったり、
AD1955をデュアルで実装している中華DAC、MATRIXのmini-iの音はあきらかに変な癖があったりもすることから、
やはり回路設計が大切なのであって、
DACチップだけで音の良し悪しは判断できないと思っています。(測定の良し悪しの判断はできると思いますが)

表面実装の水晶発振器。
amb_gamma_021.jpg

このSRC4192を介してアップサンプリングが行われるそうです(よくわかっていない)
amb_gamma_023.jpg


このγ2のDACを介して聴いてみた音の印象ですが、
味付けがあるタイプではなく、無味無臭といった印象。
どちらかというとすっきり系のイメージで、変な癖は感じません。

機能面では
筐体のコンパクトさと、3.5mmミニプラグのアナログ出力があるのがうれしく、
自宅でポータブルアンプを介して音楽を聴きたい場合にも活躍してくれそうで、
サブ機としても優秀なDACだと思います。


慣らしが進んできたら、感想でも書こうかと。
(過去経験から、第一印象から音のイメージが変わることはほぼ無いのですが)


また、γ2と同時製作予定だった電源基板のSIGMA25は、
収納予定のケースの到着が遅れているため、到着してから製作に着手する予定で、
これも楽しみです。


ともあれ、まともに音楽が聴ける多機能なDACが自分の手で作れたことに満足しています。
無事に完成して本当によかった!

Posted at 17:28 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.10

DACチップの半田付け練習

製作予定のDACキット、GAMMA1&GAMMA2の半田付けをはじめるにあたり、
ウォーミングアップの意味も兼ねて
余っていたPORTA CORDAⅢ-USBの基板に
SSOP28ピンのDACチップ、PCM2704の半田付けを行いました。

以前、一台目を製作した時は奇跡的に成功したのですが…うまくいくかな?

たしかコツがあったはずなので、感覚が思い出せるといいのだけど。









パターンが剥がれました。
portacorda_029.jpg
…ありがとうございました。
(不燃ごみの袋に入れたものを拾い上げて撮影したので金属片やら何やらが付着してますがご容赦ください)

Posted at 01:41 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.01.06

【ぺるけ式OPアンプ反転型ヘッドホンアンプ】製作レポート

あけましておめでとうございます!
改めまして、管理人のまうまうです。

今年もよろしくお願いします。

さて、表題の
ぺるけさんが公開しているDIYプロジェクト
「ぺるけ式OPアンプ反転型ヘッドホンアンプ」ですが、
先日のSIGMA11の製作後、ちょっと新規のDIYを保留して、
冬休みの工作として、年末年始に作業を行いました。


--------------------------------------------
■ぺるけさんのプロジェクトページはこちら
OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプ
http://www.op316.com/tubes/hpa/ophpa.htm

--------------------------------------------

ここで問題となるのは、
ぺるけさんのページでは回路図や詳細の説明は記載されているものの、
基板の実体配線図が提示されていないという点です。

「このくらいは自分で出来るようになりなさい」ということだと思うのですが…

ともあれ、回路図の読めない今の僕には敷居が高い話だったのですが、
seyoさんのブログにて
当ヘッドホンアンプの実体配線図の例が公開されていましたので、
参考にさせていただきました。(ありがとうございます!)
-----------------------------------------
■seyoさんのブログはこちら
daikunomokichi_weblog
http://daikunomokichi.blogspot.jp

-----------------------------------------

公開されている実体配線図をもとに、
パーツを取り付けるべき部分をマーキングしていきました。
基板は公式推奨のタカスIC-301-72を使っています。
perukeop_002.jpg
見た目は良くないですが、このくらい慎重にやらないと失敗しそう。多分する。
(案の定、いくつかマーキング場所間違えました)
また、LED用の配線ラインを自分で考えて追加しています。

ジャンパー線と抵抗類、オペアンプソケットを取り付けた所。
perukeop_003.jpg
ジャンパー線は抵抗のリード線切り落としを使いますが、
千石電商に「0Ωの抵抗器」が安く売られていたので、
他のパーツと干渉しないところはあえて切り落とさずに使っています。(見栄えがいいので!)

本ヘッドホンアンプの製作にあたり、
「JFET入力の2回路入りオーディオ用オペアンプ」が二つ必要になるのですが、
かねてより使ってみたかったオペアンプ「MUSE8920」を用意しました。
perukeop_004.jpg
SOICタイプを買った理由は、
単にDIPタイプのオペアンプはソケット抜き差し時に足を曲げてしまうことがしばしばあり、
精神衛生的によろしくない…という理由です。

パーツはそれほど多くないので、
思ってたよりずっと早く実装基板完成。
perukeop_005.jpg

裏面です。
2箇所、パターンカットが必要な場所があります。
perukeop_006.jpg
基板中央部をまたぐ白い内部配線は、
LED配線用のプラスマイナス部を追加したための処理です。


ひと通りの配線を終え、
電圧チェックが正常であることを確認したので
ケースに組み込み、音楽の試聴をしてみたのですが…。
perukeop_007.jpg
う、うわあ、低音が全く聴こえない…。
さらに、ACアダプタを変更したり、設置場所を変更してみると
音楽鑑賞どころではなく、ノイズしか聴こえないノイズ発生器となってしまいました。


薄々気付いてはいたのですが、上記の写真の状態は
「実装基板のアース」を落としておらず、出力先の信号に
ノイズがそのまま乗ってしまっていたようです。

seyoさんのブログに掲載されていた実体配線図では
アースラインの指定場所が記載されていなかったため、「もしかして配線が要らないのかな?」と思い
試してみたのですが、そんな甘い話ではなかった。

取り急ぎ、完成写真とぺるけさんの製作例、他のHPAの実体配線図などから
アースラインと思われる場所を推測し、
当てずっぽうで配線してみたところ、
まともに音楽が聴けるようになりました。(良かった)


というわけで、ユニバーサル基板を使ったヘッドホンアンプ処女作、
「ぺるけ式OPアンプ反転型ヘッドホンアンプ」が完成!
perukeop_008.jpg
ケースは定番タカチのHEN型放熱ケース、HEN110312Bを採用しました。
このケースは廉価帯の弁当箱アルミケースと違い、
フロントパネルと胴体部分が別々のパーツとなっているので、
パネル加工がやりやすく、またケース自体の見栄えも良いので、気に入っています。(高いけど)

今回は緑色LEDのロッカースイッチを採用したのですが、
赤色や黄色と比べ光量が低いらしく、かなり暗めの光。
perukeop_009.jpg
使用するLEDの色によって抵抗値を調整する必要があるわけか…。
(これはこれで良いと思ったのでそのまま)

ACアダプタは秋月電子で売っている、
15Vの安定化スイッチングAC-DCアダプタを採用しています。
perukeop_010.jpg

ぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプと大きさ比較。
perukeop_011.jpg

高さも長さもコンパクトで、我ながら気に入りました。
perukeop_012.jpg

改めて、内部紹介です。
perukeop_013.jpg
アースラインの見直しを図り、
基板を固定するためのネジの一箇所にまとめて落としています。(左下)

また、ゲインは4倍に設定しています。


オペアンプはMUSE8920を使いたかったのですが、
DCオフセットが4.7mvほど出てしまいました。
安全圏と言われる5mv以下ではあるものの、不安だったので、
諦めてOPA2227を採用しました。(OPA2134とOPA2227の場合、オフセットは1mv以下になりました)
perukeop_014.jpg
今回はちゃんと製作成功できるか不安だったこともあり、
パーツ類の価格は安めに抑えています。

抵抗器はギャレットオーディオで注文したXiconの金属皮膜抵抗(一本10円)
カップリングコンデンサ(と思われる)はMUSE ES(一個15円)、
フィルムコンデンサは東信のUPZ(一個15円)を採用しています。
また位相補正用の3pFマイカコンデンサ(一個150円くらい)を、
抵抗器と並列で、横倒しにして無理やり差し込んでいます。
(今思うと基板の裏側に半田付けしたほうがスマートだったかも)

電源部の電解コンデンサは、
東信のUTWRZ 25v1000μF(一個70円くらい)とケミコンのKMG 10v4700μF(一個140円くらい)を採用しました。
perukeop_015.jpg
ケースに対し高さギリギリです。

ぺるけさんの公式ページでは
電源部のコンデンサには16v1000μFが使われていますが
15vのACアダプタで駆動する場合、耐圧に余裕を取って25V品にしたほうが良さそうです。

前面パネル裏側。
perukeop_016.jpg
ボリュームは今回もRK27を採用しています。
RK27を使ったアンプはこれで4つ目ですが、いずれも極めて高精度で、
ギャングエラーやガリノイズは一切ありません。
(ボリューム部は予算を落とさないほうが良さそう…と思っています。)

背面パネル裏側。
perukeop_017.jpg
ぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプver.3の製作記事を参考に、
DCジャックにマイクロインダクタを追加してみました。

また、アダプタで駆動するアンプなので不要かな…とは思いましたが
万が一の安全を考え、ヒューズBOXも追加しています。(なんとかギリギリケースに入った)

こんな感じの仕様で実際に音楽を聴いてみたのですが、
ウォームで優しいぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプとはまた違った音色で
ややシャープでソリッドな印象ながら、高音の刺激が適度に抑えられており
非常に聴きやすく、改めてぺるけさんのセンスの良さを感じ取ることができます。

一つ残念な点は、
ぺるけさんのページでは「残留ノイズは30μVくらい(帯域=80kHz)ですので高能率なヘッドホンでも事実上無音です」と記載されているのですが
僕が作ったぺるけ式OPアンプ反転型ヘッドホンアンプは
イヤホンと、ノイズを最も拾いやすいヘッドホンのMDR-Z1000を接続すると
はっきりと「サー」とノイズが聴こえてしまうことから、何か不手際があるかもしれません。

アースラインを見直すべきなのか、
それともケースが小さすぎて部品が密集しすぎたせいでノイズが乗ってしまっているのか、
またはこういう仕様なのかは現時点ではわからないのですが…。
(他のヘッドホンだと聴こえない程度ではあるのですが)

慣らしが進んできたら、音感想を書いてみたいと思います。





ところで、
前回の更新からかなり日数が空いてしまったのですが
何もしていなかったわけではなく、
次の製作のための検討と準備を進めていました。

そう、次回はいよいよ、DACキットの製作にチャレンジしてみようと思います



かねてよりDACキットに興味はあったのですが、
国内外で販売されているDACキットのほとんどがUSB入力でバスパワー駆動のDACキットばかりで、
USB-DDCを経由し光・同軸ケーブルでDACに接続したいまうまうにとって
選択肢がほとんど無く、手をこまねいて見ているばかりでした。

そこでまうまうが目をつけたのが、
毎度おなじみAMB LABSのDACキット、GAMMA1&GAMMA2です。
amb_gamma_001.jpg
ケース用の加工済みパネルも一緒に注文しました。

ご覧の通りクレジットカード4枚分サイズの基板で、かなり小さなDACキットなのですが
この二つの基板を組み合わせることで以下のような高機能なDACとなります。

・USB-miniのバスパワー、またはDC1.3mm 5vの入力で駆動可能
・信号入力はUSB・光デジタル・同軸の三種から選択可能
・アナログ出力3系統(RCA1組、3.5mmミニ2組)※設定により直接ヘッドホンも駆動可能
・光デジタル・同軸のデジタル出力が可能(DDC)
・24bit 192kHzのアップサンプリング機能(設定により変更可)
・3種類のデジタルフィルター選択
・アンチクリッピング機能付き(出力のボリュームを少し下げて音割れを防ぐ)


非常にコンパクトながら高機能、高性能なこのGAMMA1&GAMMA2のDACなのですが、
大きな問題があります。
それは単純にDACキット全般に言える
製作難易度が高く、パーツ代が高く付く」という点です。

このGAMMA1&GAMMA2は、
不器用なまうまうにとって鬼門となるSSOPのチップの半田付けが4箇所あり、
値段の張るICチップなどの部品がたくさん必要なため、部品代だけで1万円に届く計算です。

さらに今回、僕はAMB公式で基板だけに留まらず
ケース用のパネル(49USD!)を合わせて注文したため、
送料やケース代などを含めた総額は2万円弱となって、いよいよ後戻りできない感じに…。

二枚の基板のうち、片方の製作に失敗してしまったと仮定しても
リカバリーの代金含め3万円以内で収まる算段なので、既製品のDACを買ったつもりで、
勇気を出して作ってみることにしました。

製作レポートは次回にて…。


また、GAMMA1&GAMMA2の基板注文にあわせ、
こんな基板も注文してみました。

AMB LABSのSIGMA25です。
amb_gamma_002.jpg
(9V電池はサイズ比較のために一緒に写しています)

この小さな基板は、ACまたはDC入力によって受け入れた電圧を
三端子レギュレーターを使って設定した電圧に変換する、いわゆる「簡易的な安定化電源基板」…らしい。
詳しい方に意見を伺った所、
ただ電圧を変換しているだけで、安定化とは呼べないレベルのものらしいですが…。
また、あくまで低電流の機器向けの基板となります。(0.3Aまで)

ともあれ、面白そうな基板なので
これを使って、上記のGAMMA1&GAMMA2のDAC用の電源ユニットを作って
コンパクトなセパレートDACを組み上げよう!という算段です。
前回のSIGMA11のようにトランスを使った大袈裟な実装にはせず、AC-ACアダプタを使って
安価でシンプルにまとめる予定で、準備を進めています。


一つキットが組み上がると、次のキットが気になって…
電子工作キットの沼にはまっていることを実感している昨今です。

Posted at 05:12 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。