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2013.06.29

アンプ基板衝動買い

アンプ基板を衝動買いしてしまいました。

こちらは、LeijineのA47 コンパクトヘッドフォンアンプ基板とバーチャルグラウンド両電源基板。

A47ヘッドホンアンプの音は僕の好みに合っているので、
ポータブルアンプの47Aptblだけではなく、据え置き用のA47ヘッドホンアンプを作ってみたい。
二つの基板をあわせても手のひらに収まるサイズなので、僕の狭い部屋にも無理なく置けそうです。

部品はすでに買い集めているのですが、製作時期は未定。


こちらは、デジタルアンプ業界に大きな旋風を巻き起こしたNorthFlatJapan(NFJ)の、
TA2020デジタルパワーアンプキット。
ヤフオクで定期的に出品されているものです。
nfj_ta2020_001.jpg
この会社のアンプキット類はとても人気が高く、需要と供給のバランスが取れていなかったためか入手が困難でした。
「品薄商法」のような売り方に、少なからず不信感を覚えていましたが…。

最近ではやっと落ち着いてきたのか、僕のような一見ユーザーでも手に入れる事が出来るようになっていました。
キットには実装用のパーツ類が含まれており、さらに同時出品されているグレードアップパーツキットなどと一緒に注文しましたが、それでも送料込み二千円以内で収まる良心的価格には驚きです。
パーツ類のほとんどはジャンク品のようですが。(安いので許せる!)

当機の売りとしては、
非常にコンパクトに収められる点、音質に定評があると言われるデジタルアンプIC「Tripath TA2020」を使用している点、
設計がNFJオリジナルである点が挙げられます。

中華系デジタルアンプは安くて良いのですが、
どんなパーツを使っているのかわからない(偽物が使われているかもしれない)、安心して使える設計かどうかわからない…という不安があります。

なので、国内設計&監修という安心感は大きいです。

回路の改修も重ねられており、現在出回っているものはver4、最終版とのこと。
音質についてもネガティブな評価はあまり見られないようで、期待が持てます。

こちらも製作時期は未定です。


どちらも、ぺるけさん設計のトランジスタ式ミニワッターV2を作った後になるかな…。
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Posted at 02:32 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |
2013.06.24

【Meier-Audio Corda STEPDANCE】レビュー

先日、中古で手に入れた憧れのポータブルヘッドホンアンプ、
Meier-AudioのCorda STEPDANCEです。
Stepdance_001.jpg
他のアンプと聴き比べつつ音の感想がまとまってきたので、レビューを書いてみます。
Stepdance_004.jpg



Meier-Audio Corda STEPDANCE
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■販売:完成品
■サイズ:中型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:外部電源駆動、ゲインスイッチ、昇圧モード
■駆動時間:18~20時間(ローカレントモード、500mAhリチウムイオン電池使用の場合)
■音質傾向:シャープ・フラット、分解能が高い


当機はポータブルアンプの限界に挑戦した!と言わんばかりの特筆すべき機能が沢山盛り込まれています。
・音質劣化の原因となるボリュームを使わず、31ステップのデジタルアッテネーターを採用
・シングルエンド接続ながらバランス接続と同等の音質改善が得られるという「Active Blanced Gound」回路採用
・7500μF前後のキャパシタ容量
・電圧を二倍に昇圧して駆動するハイカレントモード搭載
などなど。

音質について
昇圧、外部電源の有無にかかわらず、当機の音質傾向はフラットでモニター的ですが、
非常に高い分解能と贅肉が削ぎ落とされたかのような付帯音の無さが特徴で、
デジタルアッテネーターと「Active Blanced Gound」回路による音質改善効果なのだろうな、というのが想像つきます。

特に分解能の高さは僕の手持ちのポータブルアンプの中でも頭ひとつ抜けている印象で、
いわゆる「点音源」の音場表現となります。

結果的に「モニター的」「デジタルっぽい」イメージが付加され、「艶っぽさ」「生々しさ」というものが皆無なので、
人によって好き嫌いが分かれる音傾向と思います。

テクノを筆頭としたデジタル音源とは非常に相性が良く、シャキシャキと小気味よいノリの良さが他に替えがたい魅力です。
反面、生演奏やボーカルの音源を聴くには素っ気なさ、余韻の無さ、点音源が悪影響となり、聴いていて楽しくない、リラックス出来ない、という印象もあります。

据え置き向けのヘッドホンを鳴らせなくもないですが、当機に限らずポータブルアンプの常として、
あくまで「イヤホン・ポータブルヘッドホン」を鳴らすために作られたアンプなので、据え置き用のアンプと比較すると見劣りするのは仕方ない所。

音量調整について
イヤホンで聴く場合、ローゲイン設定でもかなり音量が大きめで、
使用イヤホンによっては、ボリューム最低位置付近で丁度良い音量…という事があります。

デジタルアッテネーターの利点として、ギャングエラーが無いという特徴が挙げられますので、
ボリューム最低域でも問題なく使用できるのは良いです。

しかし、据え置きのDACのDAC-OUTから入力信号を受け取り、イヤホンで聴く場合、iPodなどよりも音量が大きくなりますから、
ボリューム最低位置でもうるさい…という事があるため、据え置き環境でも使いたい場合は、ソース側で音量調整をしてやる必要があり、このあたりはなんとかしてほしい所。


昇圧モード・駆動時間について
ポータブルで最高の音質を手に入れたい場合はハイカレントモードでの駆動が推奨されるのですが、
消費電流があまりに多すぎて、実用性に欠けます。
(ローカレントモードは25mA、ハイカレントモードは50mA)
例えば、200mAhのニッケル水素電池&ハイカレントモードで運用した場合、3~4時間でバッテリーが切れる計算となります。
さらに、当機には充電機能がありません。

よって、僕は実用性を重視してローカレントモードでの駆動で運用しています。

ローカレントモードで駆動した場合でも、ニッケル水素電池を使用した場合は10時間も持たない大食いアンプであることは変わらないので、
リチウムイオン電池の出番です。

このSoshineのリチウムイオン電池はかなりサイズが大きく、僕の手持ちの他のポータブルアンプでは運用が難しいため使っていなかったのですが、STEPDANCEには無理せず収める事が出来ました。
後継機の2STEPDANCEの電池収納スペースは当機より狭めのようなので、こういう地味な利点はありがたい。
この電池は500mAhの容量があるので、18~20時間程度の駆動が可能です。

外部電源駆動について
6V~15Vの安定化DC出力による外部電源駆動が可能です。
DC端子は1.3mmのため、日本国内で流通しているACアダプタを使用して駆動する場合は、DC端子を2.1mm→1.3mmに変換してやる必要があります。(秋月電子などで変換プラグが売られています)

STEPDANCEに外部電源を使用する場合、電池が入っていても外部電源の入力が優先され、
必ずハイカレントモード(2倍昇圧)で駆動する仕組みです。

15vのACアダプタを使用した場合、据え置きヘッドホンアンプ並の「15V正負電源」による駆動が実現可能。
自宅用のイヤホン向けアンプとして、高いポテンシャルを有しています。

ただし、STEPDANCEに使用されている電解コンデンサの耐圧は16Vなので、安全性を考慮すると、12VのACアダプタを使用するのがベストと思います。


まとめ
STEPDANCEは意外と個性が強く、好き嫌いが分かれそうなアンプですが、
唯一無二とも言えそうな魅力を持っていることも事実で、とても気に入りました。

ダイナミック型イヤホンと組み合わせるとバランスが良くなり、ノリの良さも際立って素晴らしいのですが、
あえて繊細な音傾向のBA型イヤホンを組み合わせて、シャキシャキした音を楽しむのも良し。

個人的にはもう少しサイズが大きくても良いので、充電機能を付けてくれたら…と思うのですが、
Meier-Audioが過去にリリースしてきたポータブルヘッドホンアンプは一貫して「9v電池一本による駆動」「充電機能なし」という仕様となっているので、
開発者の徹底したこだわりがあるのでしょうね。

2013.06.17

週末のDIYと、憧れのポータブルアンプを手に入れた話

僕が以前制作したDCケーブルは、
スプレッドサウンドで販売されているDCケーブルと同じ仕様で、
線材はベルデンの8218、プラグはスイッチクラフトのS760です。
130616_001

ベルデンの8218は、本来、同軸デジタルケーブル用の線材なので、
電源向けの切り売りDCケーブルがあれば乗り換えたいなあ…と思っていた所、
オヤイデ電気で「AC/DC CABLEパワーサプライ用DCケーブル」という丁度いい線材が売られている事を知り、早速買って来ました。
130616_002
おあつらえ向きにオヤイデ専売の2.1mmDCジャックも売られていたので、一緒に購入。

さすがDCケーブル用に作られた線材だけに、芯線が太くて安心感があります。
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新しいDCケーブル完成!
130616_004
ケーブルの色が気に入らなかったので、ナイロンチューブをかぶせました。


次に、
ついでに買った4N純銀単線(0.5mm)を三つ編み。
130616_005
三つ編み初体験。(汚い出来になってしまった)

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4N純銀単線のDOCKケーブル完成!
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DOCKケーブルは長さが必要ないので、高級ケーブルを使用しても安く作れるのが嬉しい。

定番過ぎて避けてきましたが、オーグラインを使用したDockケーブルも作ってみようかな。


次に、BISPAで「BSC-UPOFC3621V-CABLE」という、例の8N銅(相当)2芯シールド線の廉価グレードといわれるケーブルを買って、両端ステレオミニ端子のケーブルを作りました。
γ2 DACのDAC-OUTからポータブルアンプに繋げるためのケーブルです。
130616_009


三本とも、ちょっと高級感のあるビジュアルで、なかなか気に入りました。
130616_010

使わなくなったDCケーブルは先端をカットし、RCAプラグを取り付け、
ベルデンの8218本来の用途である、デジタル同軸ケーブルとして再利用します。
130616_012
1506Aを使用したデジタル同軸ケーブルを自作したことがありますが、
あまりに固く取り回しが困難で悲しい思いをしたので、
ベルデンの同軸ケーブルを自作するなら断然8218をお勧めしてみます。



次に、
Meier Audioの名機ポータブルアンプ、Corda Stepdanceの中古品を手に入れました。
ずっと欲しかった機種が安く手に入って、とても嬉しい。
Stepdance_001.jpg

もともと、後継機種である2STEPDANCEをいつか買おうと思っていたのですが、
初代のほうが外観が好みである点、電池入れのスペースに若干余裕があり、使える電池の選択肢が広い点、
使用しているパーツ類や物量も初代のほうが豪華であるという事実に後押しされました。
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裏面。
非常に細かな表面実装部品が緻密に配置されており、興奮が止まりません。
(僕はアンプマニアだなあ…という実感)
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STEPDANCEはポータブルアンプながら、一切の妥協なく音質向上に貢献する様々な機能を盛り込んでいます。

音質劣化の原因となるボリュームを使わず、デジタルアッテネーターによる音量調整機能を搭載、
5つの1回路オペアンプ(OPA1611)を使用し、シングルエンド接続ながらバランス接続と同様の音質改善を得られるという「Active Blanced Gound」回路、
サイズ制約のあるポータブルアンプとしては相当な大容量となる7500μF前後のキャパシタ実装、
電圧を2倍に昇圧して駆動するハイカレントモード搭載など、
こんな小さなポータブルアンプに、オーディオマニアが喜びそうな要素が「これでもか!」というほど徹底的に詰め込まれています。

高音質の代償として、電池持ちが宜しくないという弱点がありますが。


作りに関しては、少々コストダウンの影響が垣間見えます。
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半田ブリッジ放置と抵抗が立っている箇所があって、
手作り感を感じる…。(どちらも出音には影響ないのですが)

音質については、非常に高い分解能が特徴で、なるほど納得の高音質です。
ハイカレントモードで駆動すると非常に電池持ちが悪いので、妥協してローカレントモードで使っています。

しばらくはMonolithAmpとStepdanceの使い分けで毎日の通勤が楽しくなりそうです。
ちょっと聴きこんでみたらファーストインプレ書いてみます。

Posted at 02:02 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.06.10

手持ちのポータブルアンプの音感想まとめ

いつの間にか手元に10台以上のポータブルアンプが…
ということで、この一年ほどで手に入れた(または自作した)ポータブルヘッドホンアンプの
簡単な音メモを書いてみます。

2013年、6月11日現在の感想です。


Choco-Mori Amp
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■販売:自作用キット
■サイズ:中型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:なし
■駆動時間:20時間前後(ニッケル水素充電池の場合)
■傾向:ウォーム・低音寄り・分解能低め


・初めて自作にチャレンジした、思い入れのあるアンプキット。
アースの落とし方に問題があるのか、若干ホワイトノイズが乗ります。

・音は典型的なCmoyアンプらしく、駆動力はあるけど分解能がイマイチで、低音がゆるいです。


Longxi Q1
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■販売:完成品
■サイズ:大型
■バッテリー:12Vリチウムイオンバッテリー(付属)
■機能:充電機能
■駆動時間:24時間以上(未確認)
■音質傾向:ウォーム・低音寄り・分解能低め・音場が広い


・激安中華A47アンプ。ケースも中身も作りは悪いです。

・A47アンプの音をこれで初めて聴きましたが、
Cmoyに不足している音の厚みと濃さが加わり、独特の魅力があります。

・やたら重い、デカい、Bカーブのボリュームを使っているので音量調整が難しいなど、実用性に問題あり。


Miu-tech MRA DIYkit
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■販売:自作用キット
■サイズ:小型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:なし
■駆動時間:6~8時間(ニッケル水素充電池の場合)
■音質傾向:シャープ・高音寄り・高音が刺さる・音場が狭い


・激安中華ポータブルアンプキット。
小型なのはいいけど、音質的にほめられる点が全くありません。

・電池持ちが悪い、キットに付属しているオペアンプを使うと発振する、Bカーブのボリュームを使っている…など問題が多く、
安かろう悪かろうの典型。


Graham Slee Voyager
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■販売:完成品
■サイズ:大型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:外部電源駆動(ACアダプタ/USB)、CONTOURスイッチ
■駆動時間:20時間前後(ニッケル水素充電池の場合)
■音質傾向:ウォーム・やや低音寄り・音場が広い


・サイズが大きい、ステレオプラグを挿すときにショックノイズが出る、イヤホンとの組み合わせによっては若干のホワイトノイズが乗る…などの欠点はありますが、音は文句なく僕好みで、一番気に入ってます。

・海外レビューでは「真空管のような音」とありましたが、的を得ている気がします。

・具体的な仕組みはわかりませんが「Headphone sensitivity volume control」という、インピーダンスに合わせたゲイン補正機能があり、
どのイヤホン、ヘッドホンを接続しても、大体同じボリューム位置で同じ音量が取れる仕組みになっています。
(Graham Sleeのアンプの共通仕様らしい)

・リスニング向きに濃い味付けがしてあって、耳障りの良い、心地いい音です。
分解能はほどほどに、腰の座った音場の広さが魅力的。
特にボーカルの生々しさが際立っています。

・CONTOURモードにすると荒々しいドンシャリに早変わり。ホワイトノイズも増えます。
聴き疲れする音ですが地味なシングルBAイヤホンと組み合わせると丁度いいドンシャリ具合になったりもして。


JDS Labs cMoyBB v2.03R
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■販売:完成品または自作用キット
■サイズ:中型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:充電機能、バスブーストスイッチ
■駆動時間:20時間前後(ニッケル水素充電池の場合)
■音質傾向:ウォーム・低音寄り・分解能低め


・案の定Choco-Mori Ampと音質傾向が酷似しており、使い分けが難しい。
こちらのほうがホワイトノイズが無く、充電可能、バスブーストスイッチあり、見た目がおしゃれ…などの理由で出番が多いです。

・駄菓子的な魅力。


Leijine 47Aptbl & A386ptbl
Leijine_PortableAmp_004.jpg
47Aptbl
■販売:自作用キット
■サイズ:中型
■バッテリー:(制作者による)
■機能:固定バスブースト機能あり
■駆動時間:(制作者による)
■音質傾向:(制作者による)

A386ptbl
■販売:自作用キット
■サイズ:中型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:固定バスブースト機能あり
■駆動時間:12時間前後(ニッケル水素充電池の場合)
■音質傾向:ポップノイズ・ホワイトノイズ多い


・47Aptblは制作者の設定により大きく仕様が変わりますが、
その分、ある程度の知識がないと思ったように運用できない…という自体に陥ります(僕のように)
A47アンプらしく、濃い目の音で僕好みではあります。
バスブースト機能は想像以上に効きが強く、スイッチで切り替えられないのは不便。
設定しないほうが良かったかもしれない。

・A386ptblは電源投入時のポップノイズと、ホワイトノイズの大きさが致命的で使ってません。
ヘッドホン向きに設計されているようですが。



AMB Labs mini3
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■販売:自作用キット
■サイズ:小型
■バッテリー:ニッケル水素9V充電池×1
■機能:充電機能
■駆動時間:6~8時間
■音質傾向:濃い目のドンシャリ・音場狭め


・3ch構成の特徴なのか、
濃厚で厚みのある音です。(据え置きのM3ヘッドホンアンプも同傾向)
分解能はそこそこで、音場は狭めなものの、テクノ向きのノリの良い音が聴けるので気に入ってます。

・音質とサイズのバランスが良く、
僕が作ってきた自作キットの中では一押し。
ただし制作手順をちゃんと考えないと失敗します(僕のように…)

・電池のサイズにシビアなところがあり、厚みのある電池は入りません。


Meier Audio PortaCordaⅢ USB
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■販売:自作用キット
■サイズ:中型
■バッテリー:9V電池×1
■機能:USB-DAC機能・クロスフェードスイッチ・ゲイン設定可
■駆動時間:15時間前後(ニッケル水素充電池の場合)
■音質傾向:フラット


・僕の手持ちのポータブルアンプの中では最もバランスの良い音。
言い方を変えると、フツー。

・クロスフェードスイッチによる音場変化はごくごく僅かなもので、曲によっては気付かないレベル。
これはこれで良いのですが、
僕はどちらかというと個性があるタイプのアンプのほうが好きだなあ…と気付かされました。

・USB-DAC機能がありますが、音質は良くない。
USBケーブルを接続すると、電圧を2倍に昇圧したバスパワー駆動モードとなるため、電池が無くても使えます。

・電池のサイズに対してシビアな所があり、縦長の電池はケースに収まりません。


Jds Labs Objective2
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■販売:自作用キット/完成品
■サイズ:超大型
■バッテリー:ニッケル水素9V充電池×2
■機能:外部電源駆動・充電機能・ゲインスイッチ
■駆動時間:4~6時間(基本設定の場合)
■音質傾向:シャープ・フラット・分解能が高い


・一応ポータブルアンプの扱いのようなので。
サイズも性能も規格外で、室内向けのヘッドホンもしっかり鳴らせます。

・クールな音傾向で分解能が高く、驚きの高音質。ノイズも皆無。

・持ち歩くには大きすぎるサイズ、据え置きで使う場合は全ての端子の差込口が前面パネルに集中しているため野暮ったく使いづらい、電池持ちが最悪…という点などが痛く、実用性に問題が…。

・オペアンプ構成を変更することで電池持ちを飛躍的に向上させる事ができますが、音質がはっきりと落ちてしまうので、痛し痒し。

・外部電源駆動にすれば電池持ち問題は解決できるので、
「安く、コンパクトで、高音質で、基本は据え置きだけど、ポータブルでも使えるヘッドホンアンプ」が欲しいニッチな欲張りさんは、一考の価値があると思います。

・良くも悪くもマニアックなヘッドホンアンプ。ロマンを感じる。


Sound Potion Monolith
Monolith_023.jpg
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■販売:自作用キット/完成品
■サイズ:小型
■バッテリー:リチウムイオン充電池×2(14500サイズ)
■機能:充電機能・外部電源駆動・ゲイン設定可
■駆動時間:50時間程度
■音質傾向:濃い目・ドンシャリ・分解能が高い


・超小型のディスクリートアンプ(しかも充電可)という「小さくまとまった優等生」といったイメージからは想像できない、
濃い目のドンシャリといった感じの音質。ノイズは皆無。

・結構イヤホンとの相性を選ぶ印象で、シングルBAイヤホンと妙に相性が良い気がします。

・僕の手持ちのイヤホンの中では、hf5と組み合わせた時にパズルのピースがはまったような親和性を見せ、
思う所あって検索をかけてみたら、
開発者さんはER-4Sを愛用してる…といった記事が見つかり納得しました。

2013.06.03

ラトックシステムのRAL-2496UT1を導入

先日、ラトックシステムのUSB-DDC/DAC、
RAL-2496UT1の中古品を購入しました。
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見た目はよくある地味な複合機です。
公式ページでは「USB Digital Audioトランスポート」という変わった名称が付いていますが、
内容は「高性能なUSB-DDCだけどDAC機能も付いてて、おまけにヘッドホンも鳴らせるよ」といった感じの機器のようです。

X-MOSを搭載したRAL-24192UT1という後継機種がありますが、
デジタルアウト端子が同軸一本のみなので、候補からは外れました。

これまで僕が使用していたJAVSのX-DDCからの乗り換えとして、
USB-DDCとして使っています。

X-DDCは音に対する不満は全くありませんでしたが、
起動のたびに電源スイッチを押さなければならないのが面倒でした。

それまで、僕のパソコンを通じてスピーカーから音を出すためには、
(1)パソコンの電源スイッチ→(2)X-DDCのスイッチ→(3)DACのスイッチ→(4)ぺるけ式FET差動アンプのスイッチ→(5)ミニワッターのスイッチ…という面倒な手順を踏む必要があったので、
USB-DDCをUSBバスパワーによるPC連動とすることにより、簡略化を図ろうという狙いです。


このラトックシステムという会社、以前から知っていましたが、
「よくあるPCサプライ製品を取り扱ってる会社」程度の印象でした。

オーディオ機器を専門に扱う「RATOC Audio Lab」というラインナップがありますが、
大変失礼ながら「中国製で、適当な作りのぼったくりなんだろう」と思い込んでいました。

しかし実際は、
ラトックシステムの社長自らがこだわりをもって機器開発を手がけており、
組立まで国内で行われている、純国産の機器を作るメーカーであったことを知り、驚きました。
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当機RAL-2496UT1に興味をもったのは、下記の記事を読んだのがきっかけです。
--------------------------------------------
第405回:USBの音質を追求するラトックのオーディオ
~ 岡村社長に聞く、“こだわりを持った”製品開発 ~

--------------------------------------------
ラトックシステム PCオーディオブログ「#32 USB Audioについて (その1)」
--------------------------------------------
物量にものをいわせたり高性能部品を使用して派手な宣伝文句をつけるでもなく、
設計が古い「TAS1020B」というチップを使って、プログラムを工夫することで性能を追い込んでいるという点や、ネガティブな点も包み隠さずに話している点などに、日本の職人的なストイックさ、ものづくりへのこだわりが感じられ、琴線に触れました。

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早速、X-DDCからRAL-2496UT1に乗り換えて、音楽を再生してみました。

音楽の再生環境はwin7、Foobar2000のWASAPI(EVENT)、16bit/44.1kHZです。
(最終的に、僕が使用しているDACは全て内部で強制アップサンプリングされてしまう仕様なので、途中経路のビットレートはこだわっておらず、デフォルトのままです。ハイレゾ音源も持ってませんしね…)

X-DDCではWASAPI(EVENT)での再生がまともに出来なかったのでWASAPI(PUSH)を選択していましたが、
RAL-2496UT1は、WASAPI(EVENT)で問題なく再生できました。
win標準ドライバに対応しているためか、動作が安定していて助かります。



USB-DDCを変更してみた第一印象として、
「音が柔らかく、きめが細かい繊細さ」が感じられる点が挙げられます。
彩度を少し抑えることにより、突き抜けた表現はなくなるものの、聴きやすさが際立った…という感じ。

聴感的にどちらが性能が上か…という違いは正直わかりませんが、RAL-2496UT1のほうは若干音楽性を考慮した音作りをしているように感じます。
特に、アンビエントミュージックのような静かな曲を再生している時の静寂感が耳に心地よく、素直に「買って良かったなあ」と思います。


比較してみると、やはりX-DDCは明るく派手目の味付けがあるのだと思います。
どちらも高性能かつ必要十分な機能を備えているという点では変わらないので、
最終的な出音に対する思想の違いで、好みの差じゃないかなあ、と。

今の所RAL-2496UT1のDAC機能、HPA機能は使用していないのですが、
折を見てDAC機能なども試してみます。

ラトックシステムさんに物申すならば、
ラインナップのオーディオ機器が純国産品であることをしっかりアピールしていただくと共に、
中途半端な複合機能を付けず、単機能に特化した代わりに少し価格を抑えたセパレート前提の製品ラインナップを増やしてくれると
ニッチな需要が見込めるのではないでしょうか。(なんて…。)




以上のように、
オーディオ機器は複数台を比較して初めてお互いの評価が定まってくる所があるので
お金のかかる趣味だなあ…って思います。

他者のレビューは参考にはなるものの、最終的に自分の耳で聴いてみるしかないですしね。
(これはこれで楽しくて、やめられない、止まらない…。)

Posted at 03:54 | DAC・DDC | COM(0) | TB(0) |
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