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2013.07.30

【Graham Slee Solo Ultra-Linear Diamond Edition】禁断の改造:1

先日手に入れたGraham Slee Projectのヘッドホンアンプ、
Solo Ultra-Linear Diamond Edition。
solo_ul_de_020.jpg

■到着記事はこちら
【Graham Slee Solo Ultra-Linear Diamond Edition】到着レポート


solo_ul_de_012.jpg
このような貧相な中身に不安感はありましたが、
音質は文句なく良く、
聴きこむほどに非常に高い性能を持っている事がわかってきました。

ちなみに当機は、取扱説明書に「72時間はバーンインしてね!」と書いてあります。
これは、電解コンデンサの自己修復が進む頃に音が落ち着いてくるよ!という事なのでしょう。




しかし、72時間待たず電解コンデンサを交換してしまいました。
solo_ul_de_022.jpg
我慢できずにやってしまった…
取り扱いが容易な片面プリント基板なので、交換も危なげなくできました。

電解コンデンサの交換にあたり、
素人考えで最高級のものを全力投入!…というのはナンセンスすぎるので、
あくまでGraham Sleeの音作りから大きく逸脱しないよう、
過去のSoloの写真や、
ポータブルアンプVoyagerに使われているものを参考に、銘柄を選択しました。

電源デカップリング用のコンデンサは、ルビコンの低ESR品、ZLHに交換。
solo_ul_de_023.jpg
ちょうど仕様に沿った耐圧&容量のものが秋月電子で売られており、ありがたい…!

他の部分は、Panasonicのオーディオ用コンデンサ、AMXに変更しています。
solo_ul_de_024.jpg
このコンデンサ、国内ではGinza Dropsで注文することができますが、
低耐圧の小型サイズのみ取り扱いとなるため、
この交換にあたり、レオコムで注文し海外から取り寄せてもらいました。(送料が高く付いた)

もちろん、容量、耐圧はオリジナルに準拠していますが、
横倒しになっている大きな電解コンデンサ、
ここだけはSolo SRGⅡやSolo UltraLinear(無印)の内部写真と同じように、
1000μFから、2200μFに容量を増やしてみました。
solo_ul_de_025.jpg
耐圧も35Vから50Vにアップしています。

完全な自己満足ですが、見栄えも良くなって嬉しい!
まずは、バーンインをやり直さねば…。
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Posted at 00:57 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.07.24

スピーカーケーブル、USBケーブルの変更

ケーブル類の加工には熱収縮チューブが欠かせません。

僕は、今までライターの火を炙ることで熱収縮チューブの処理をしてきましたが、
失敗も多く、散々焦がしてしまったり、取り返しの付かない失敗をしてきました。


しかし、もうそんな悲しい思いをすることはありません!

なぜなら、ヒートガンを購入したからです!(やったー!)

僕が購入したのは、定番の石崎製作所 プラジェットミニ(PJ-M10)です。
ちょっと高かったけど、最近はケーブル加工をしたい機会が増えてきたので、今後のために奮発しました。

さっそく実力のほどを試してみたくなり、白羽の矢が立ったのはこちら。
僕が過去に試してきたスピーカーケーブルが5種類。
130706_001.jpg
左から、
・Canare 4S8G
・Belden 8460
・Canare 4S6
・Zonotone 6NSP-2200S Meister
・Monster Cable NMC

となっております。

聴き比べをしようと思って廉価帯を中心に取っ替え引っ替えしてみたのですが、
僕の耳ではスピーカーケーブルの音質差などわからないというのが正直な感想で、
最後に試してみたモンスターケーブルのNMCを接続したまま、1年半程愛用していました。

これらのケーブル類を加工した当時は電子工作に慣れておらず、処理が甘いため
ヒートガンを使うついでに、綺麗に再加工してやろうと思います。


今回は、Zonotoneの6NSP-2200S Meisterを加工します。
店頭で一目惚れして買った初めてのスピーカーケーブルで、僕の手持ちの中では最も高額なものです。
130706_003.jpg
ヒートガンの威力、おそるべし…
危なげなく、綺麗に熱収縮チューブの処理を行う事ができました。(こりゃあ、たまらん!)

再加工完了。派手なケーブルだなあ。
130706_004.jpg
今後はこの6NSP-2200S Meisterを愛用していきます。



次に、パソコンからUSB-DDCに接続するための
オーディオ用USBケーブルを買ってみました。
gt2_001.jpg
オーディオ用USBケーブルのベストセラー、FurutechのGT2です。
中古品を4900円で手に入れる事ができました。

先日までオヤイデのd+ USB class Aを使用していたのですが、
長さが足りなくなったので買い替え。
(オヤイデのケーブルが肌に合わなかったというのもあります)
gt2_002.jpg
USBケーブルの自作を一時期考えていたのですが、
「USBケーブルに適した線材」というものがわからないので、
最悪、「改善のために自作したけど、実際は改悪だった」なんてことにもなりかねないと想像し始めてしまい、
もやもやしたまま自作ケーブルを使い続けるよりは、プロの仕事に任せよう、と結論を出した次第。

USBケーブルによる音質差についても様々な所で議論の的となっていますが、今のところ、僕には違いがわかりません。
(普通のUSBケーブルと取っ替え引っ替えしましたが、わかりませんでした)

とはいえ、以前にTwitterのフォロワーさんが
「オーディオ用USBケーブルに交換したら、今まで聴こえていたノイズが無くなった」と言っていた事があるので、
強力なノイズシールド効果を期待してオーディオ用USBケーブルを導入する分には、
期待を裏切らないものと思います。

僕もオーディオ用電源タップ(Belden PS1650)の導入により
「ヘッドホンアンプのHD-1Lにイヤホンを接続した時に聴こえていたノイズが無くなった」という実体験があるので、
電源関連のアクセサリー類に投資するのは無駄ではないと思っています。

とはいえ、対費用効果は良くないですし、高ければ高いほど効果がある…とは言い切れないのがケーブル界の常なので、
そもそも細かな違いがわからない僕は「適度な落とし所を見つけて満足しよう」という考えです。

Posted at 00:55 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.07.23

【Graham Slee Solo Ultra-Linear Diamond Edition】到着レポート


10日以上前となりますが、
注文していたGraham Slee Projectのヘッドホンアンプ、
Solo Ultra-Linear Diamond Editionが到着しました。

購入価格は、
VATを抜いてもらって本体515ポンド、送料45ポンド(高い!)=560ポンド程度となります。
さらに到着時に2000円弱の関税を取られたため、
日本円にして9万円弱のお買い物。(僕のオーディオ歴最高額大幅更新)

決して安い買い物ではありませんでしたが、
少しずつ積み立てていたオーディオ資金と、不使用のオーディオ機器を処分した差額で工面することが出来ました。
ああ、ボーナスほしい…(もらったことがない)

当機に興味を持ったのはポータブルアンプのVoyagerの音がとても気に入っているからですが、
購入の決め手となったのは海外記事で見つけたUltra Linearレビュー記事に書かれていた開発者のコメントでした。
適当に要約を試みると、

■私は昔から真空管の音が好きで、ソリッドステートでこのような音を再現してみたいと思っていた。(ほとんどの人は不可能だと思うでしょうが)
■良い真空管アンプは高価ですが、半導体アンプならば安価で提供することが出来る。
■我々は2年の研究成果を経て、半導体だけで真空管の特性を模倣することに成功した。
■この技術革新を往年のウルトラリニア接続の技術から引用し、「Ultra Linear」と名付ける。


といったような、ちょっと大げさな事が書かれています。
(適当な要約なので違うところもあるかもしれません)

どこまで信頼できる情報かは置いておいて、
音創りの方向性、コンセプトがはっきりしているGraham Slee Projectに好印象を抱きました。
ガレージメーカーだからこそ、このようなニッチな追求ができるのでしょうね。


フラッグシップである当機には、
ヘッドホンアンプ本体に加えてPSU1という外部接続用の安定化リニア電源ユニットが付属しています。
solo_ul_de_004.jpg
シンプルな装いですが、ケース、印字共に質が良く、清潔感のあるデザインです。

本体サイズは「W: 107 x H: 50 x D: 185 (mm)」 とコンパクトで、
僕の狭い部屋に置くには丁度いいデスクトップアンプ。

また、このケースはイタリアのオーディオメーカーであるM2TECHがリリースしているhiFace Evoなどと同じタイプのケースで、EU圏で出回っているユニバーサルケースのようです。


電源を入れてみると、
黄緑色のLEDがささやかに光ります。
solo_ul_de_020.jpg
ポータブルアンプのVoyager同様の低い光量で、
ギンギラ眩しい中華系アンプとは対照的です。

背面は2箇所のライン入力、DCジャックのみ。
solo_ul_de_005.jpg
電源スイッチはないので、タップ側で管理する事になります。

裏面は安っぽいゴム足と、手書きのシリアルナンバー付きシールが貼られていました。
solo_ul_de_006.jpg

安定化リニア電源ユニットのPSU1です。
solo_ul_de_008.jpg
給電はメガネタイプの電源ケーブルを使います。

電源ユニットを通り、
3PのDINプラグから、2.5mmのDCプラグを介して24Vの安定した直流電圧をSolo本体に送り届ける仕組みです。
solo_ul_de_007.jpg
このユニットの電圧仕様は115Vですが、
東日本の100V50Hzにも対応しています。(Graham Slee公式より返答頂きました)
実際に測定してみましたが、安定した24Vの出力が得られているので一安心。

電源ユニット裏面のゴム足の裏にネジがあるのが見えるので、頑張れば内部を確認出来そうなのですが、
若干のリスクを感じたので止めました。


Soloの中身は、六角ネジを外したら簡単に見ることができました。
solo_ul_de_012.jpg
こんな貧相な中身ですが、米国圏では1000ドル以上の価格で売られている、
れっきとした高級ヘッドホンアンプです。

前機種の「Solo Ultra Linear」よりノイズを低減した改良が行われていることは知っていましたが、
想像以上に中身の見た目が違っていました。


コストダウンの影響と思いますが、
電解コンデンサは全てForeverというメーカーの汎用品が使われています。
solo_ul_de_011.jpg
(せめてオーディオ用コンデンサの一本くらいは混ぜてほしいものです。)

正面側を裏から。
solo_ul_de_017.jpg
ボリュームに錫メッキ線が半田付けされており、アースラインにつながっています。
いかにもガレージメーカーらしい手作り感。

背面側を裏から。
solo_ul_de_016.jpg
中央のネジ止め部分からアースが落としてあり、
ノイズ対策の最適解といわれる一点アースが当機の特徴の一つとなっています。

中央の黒い塊、
当機Solo Ultra Linear Diamond Editionの核部分。
ここにGraham Sleeの研究成果が詰まっています。
solo_ul_de_013.jpg
黒い樹脂で機密化されているため、内部は確認できません。
この写真では判別は難しいですが、
よく目を凝らしてみると、オペアンプ2個といくつかの抵抗器が透けて見えますが、他にも何かありそう。

基板裏面。
solo_ul_de_018.jpg
Solo SRGⅡと同じ基板が使われています。

やはり裏面にも部品が隠れていました。
solo_ul_de_019.jpg
ポータブルアンプのVoyager同様、オペアンプ近辺に積層セラミックコンデンサが取り付けられています。


実際に音を聴いてみた第一印象ですが、
僕が今まで聴いてきた数十台のヘッドホンアンプの中でも
文句なくトップクラスの音質で、
特に音場の広さ、分離の良さが際立っています。

音質傾向は想像していたよりはハッキリとしたタイプですが、
高音の痛さは巧みに抑えられており、聴き疲れの無さを意識した音作りがされているようです。

そして、当機はぺるけさん設計の
FET差動ヘッドホンアンプとかなり似た傾向と感じます。

FET差動ヘッドホンアンプの音を聴いた時に、見た目からは想像できない高品位な音に
「音は設計で決まるんだな」と、言葉でなく心で理解したものですが、
当機Solo Ultra Linear Diamond Editionにも同様の説得力が感じられます。

まだまだ少ししか使用できていないので、
もう少し聴きこんでみたら、改めてファーストインプレの記事でも書いてみます。



ここからは雑記ですが、
当機の到着と同時期に僕の部屋のエアコンが壊れてしまうという不幸があり、
ヘッドホンで音楽を聴ける状況ではなく、
予定していたブログの更新が大幅に遅れてしまいました。

先日、エアコンを買い換えて、
取付工事をしてもらったおかげで、快適に音楽鑑賞が出来るようになりました。

エアコンが壊れている事がわかっていたら、エアコン買い替えの出費を優先していたので
若干の後悔があったのは事実ですが…。

ともあれ、
夢に出るほど欲しかった憧れのヘッドホンアンプなので、
実際に手に入れることが出来たのは素直にうれしいです。

できれば当機をヘッドホンアンプスパイラルの終着点にしたいと思っていますが…どうなるかな。

当機は幸いにして半田付けのやり直しがしやすい片面プリント基板なので、
地味な汎用コンデンサを全て取っ払って、高品位のコンデンサに交換したり、
電源ケーブルなどを交換してグレードアップをはかって楽しんでいきたいと思います。

2013.07.08

今週の工作ダイジェスト

不使用のベルデン8412ラインケーブルを流用し、
XLR→RCAの変換ケーブルを作ろうと思い、ノイトリックのXLRプラグを買って来ました。
130629_002.jpg
芯線をどのように半田付けするかですが、
サウンドハウスで購入したカナレのXLR→RCAのケーブルは、
XLRのコールドとGNDが、RCA側のコールドにまとめられていたので、
僕もそのようにしました。
130629_003.jpg
130629_004.jpg
出来たー!音出しも問題無さそうで良かった。
130629_005.jpg
左右の識別のために赤い収縮チューブを使いましたが、
アクセントになって、なかなかかっこいい。

これは、僕が今メインで使用しているDAC、
PS AudioのDLⅢからDAC-Outを取り出すために使います。


AMB LabsのDIY-DAC、γ2用に制作したσ25電源ユニットですが、
長時間使用していると、ケース全体がそこそこ温かくなります。
スイッチをオフにした直後に内部のパーツを触ってみた所、
トロイダルトランスがかなり熱くなっていることがわかりました。
amb_sigma25_034.jpg
ケースが熱くなるのは、
HEN型放熱ケースがきっちりと役目を果たしているという事でもあるのですが…。

とはいえ、やはり発熱対策はしっかりしておきたいというのが人情というもの。
普通のヒートシンクを貼るスペースがないため気休め程度ですが、
アイネックスの超薄型ヒートシンク、「まず貼る一番 ハイブリッド」というのを貼ってみました。
amb_sigma25_042.jpg

さらに、ケースの上蓋に穴を開けて放熱孔を確保。
amb_sigma25_039.jpg
穴を開けるのが楽しくなってしまい、
いつの間にか取り返しの付かない所までやってしまいました。

amb_sigma25_041.jpg
…どうしようこれ。


次に、
ずっと製作保留にしていたぺるけさん設計の、
トランジスタ式ミニワッターV2のケース加工を行いました。
miniwatter2_002.jpg
難所のケース加工さえ終わればこっちのもので、あとは楽しい半田付け!

製作がここまで後ろ倒しになった理由ですが、
今の環境の音がとても気に入っているためで、
下手に変更したくなかったからです。

僕が愛用しているパワーアンプは、3月頃に製作したぺるけさん設計の、
ぺるけ式2段直結シングルアンプ(6N6P使用)です。

しかし、室内温度が30℃を超える夏日に発熱が大きい真空管アンプを常用するのは辛く、
またアンプの寿命短縮が心配でもあるので、
急遽、夏場を凌ぎきるために製作準備に入っています。

こちらは7月下旬頃をめどに製作予定です。(うまくできるといいな!)


先日、御茶ノ水のオーディオユニオンに寄ってみたら、
SAECの「光デジタルケーブル組立キット OPC-101 KIT」なるものが売られていました。
130629_001.jpg
「3mの線材を使って、好きな長さの光ケーブルを作ろう!」というコンセプトのようです。
ワイヤーストリッパーとニッパーさえあれば作れるようになっており、半田付けは不要です。

光デジタルケーブルの自作用キットというのは非常に珍しく、
オーディオアクセサリー類では有名なSAECがこのようなものをリリースしていたとは知りませんでした。

内容物は「100均で売られていても驚かない」…という印象で、
これで定価3600円というから驚きです。(処分価格なためか、980円で売っていました)

型番で検索してもほとんど情報が出てこないことから、相当古いデッドストックかな…と想像つきます。
こちらは気が向いた時に作ってみます。(あんまり期待できそうにないけど)


Posted at 01:12 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2013.07.04

Graham Slee Solo Ultra-Linear Diamond Editionを注文

イギリスのガレージオーディオメーカー、
Graham Slee Projectのヘッドホンアンプ、
Solo Ultra-Linear Diamond Editionを注文しました。

■公式ページはこちら

Soloといえば中国で多くのクローンアンプが作られていることで有名で、
国内ではSMSLのSAP-100、SAP-3が有名です。

このSoloというヘッドホンアンプ、リリースから年月を経て中身が変わっているようで、
僕がネットで調べて確認できた部分のみ抽出すると、

■Solo Mark III
■Solo 2004
■Solo SRG
■Solo SRGⅡ
■Solo Ultra-Linear
■Solo Ultra-Linear Diamond Edition


とバージョンアップしており、
Smslが販売しているものは、これらよりも古いバージョンのコピーのようです。
sap100_003.jpg
また、
僕がTaopaoの輸入代行で手に入れたNA6というヘッドホンアンプは、Solo SRGⅡのコピーです。
NA6_b04

Graham Sleeで現在取り扱っているヘッドホンアンプは4種類で、
エントリークラスの「Novo」
ミドルクラスの「Solo SRGⅡ」
フラッグシップの「Solo Ultra-Linear Diamond Edition」
ポータブルアンプの「Voyager」です。

また、Novoの自作用キット「DAK Novo」というものもあります


電源は、24VDCのスイッチングACアダプタを基本としますが、
オプションで「PSU1」というリニア電源ユニットを追加することができ、予算に合わせた選択が可能です。

※僕が注文した「Solo Ultra-Linear Diamond Edition」には、このPSU1ユニットがセットに含まれています。


僕にとって高価なお買い物となりましたが、
長期間の下調べと地固めをした上での決心です。

当機に興味を持った理由ですが、
・ポータブルアンプVoyagerの音がとても気に入っており、当機も僕の好みにあっていそう
・僕の狭い部屋に置くには理想的なコンパクトサイズ
・中途半端なクローンアンプを手に入れたことで、本物が欲しくなってしまった

などが挙げられます。

Graham Sleeのヘッドホンアンプの音質傾向ですが、
海外レビューによると、全機種揃って「中低音を主体とし、ウォームで温かみがあり、ボーカルが美しい」という共通の特徴があるようです。
Novoの音を標準として、Solo SRGⅡは音質傾向はそのままに1ランク上の音質、
Solo Ultra-Linearは不足気味の高音を補いバランスを取りつつ、全体の性能底上げ…といった感じのよう。

Solo SRGⅡはMusical fidelityのM1HPAの音によく似ている…というレビューも見られます。

ポータブルアンプのVoyagerも同様の、ウォームで心地良い音質傾向であることから、
Graham Sleeのコンセプトが見えてきます。


しかし、このGraham Slee Projectという会社、大して宣伝もしていないようですし、
正直な所、取り扱っている商品も値段と中身が釣り合っていないように見えます。
その割に、Head-fiを始め海外ではフォロワーが多く、評判は良いようです。

レビューを漁るうち、
Graham Sleeのアンプが一定の支持を得ている理由が見えてくるかのような記事が見つかり、
僕もそのコンセプトに共感を覚えた…というのが最終的な購入動機に繋がっています。
その内容については、到着後に…。


早ければ週末頃に到着するようで、今から楽しみです。

Posted at 03:02 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |
2013.07.01

【ZEPHONE Q3 Portable Headphone Amprifier】いわゆる中華クローンアンプ

ちょうど一年前ほどの出来事となりますが、
ZEPHONEという中華オーディオメーカーが販売している「Q3」というポータブルヘッドホンアンプを
TAOPAO代行業者を介して手に入れました。
代行手数料込みで12000円程度だったと思います。

ZEPHONEといえば、オヤイデ電気が代理店をしているので
イヤホンのリケーブル類を販売しているメーカーとして認識している方も多いと思います。

■国内の公式ページはこちら

中国本土では、当機Q3の他にもいくつかのヘッドホンアンプを販売しているようです。
Zephone_Q3_002.jpg
アンプを買ってみた理由はズバリ、
当機は僕が愛用しているヘッドホンアンプのクローンということで、聴き比べしてみたかったからです。
Zephone_Q3_003.jpg

そのクローン元とは、Graham Sleeのポータブルヘッドホンアンプ、Voyager。
Zephone_Q3_004.jpg
据え置きヘッドホンアンプのSoloと合わせて、やたらとコピーされているGraham Sleeのアンプ…。

見ての通り、サイズと機能がほぼ同じ仕様となっています。
Zephone_Q3_005.jpg
クローン元のVoyagerはハモンドのケースを使用していますが、
Q3は安っぽいビニールケースで、プリントも粗雑な感じ…(とても軽いという利点はあります)
Zephone_Q3_006.jpg

クローンアンプだけに、全く同じ仕様となっています。
9V電池で駆動する点、USBとACアダプタで外部電源駆動できる点も同じ、
CONTOURスイッチが付いている点も同じ。
Zephone_Q3_007.jpg

Voyagerとの比較。
Zephone_Q3_008.jpg
ご覧のとおり、回路は完全コピーのようです。

が、裏面の積層セラミックコンデンサの実装が省かれていました。
Zephone_Q3_009.jpg

使われているパーツ類は、本家Voyagerと比較して、ご丁寧にも全てグレードの低いものが使われています。
Zephone_Q3_010.jpg
■ボリューム
VOYAGER:RK097  Q3:メーカー不明
■抵抗
VOYAGER:金属皮膜抵抗  Q3:カーボン抵抗
■スイッチ
VOYAGER:アルプス製  Q3:メーカー不明
■DCジャック
VOYAGER:スイッチクラフト製  Q3:メーカー不明
■電解コンデンサ
VOYAGER:パナソニックAMX&ルビコンZLH  Q:ルビコンZLH&ルビコン汎用品
■フィルムコンデンサ
VOYAGER:Arcotronics/KEMET R82  Q3:メーカー不明

などなど。
Zephone_Q3_011.jpg

オペアンプ類は本物のようです。
Zephone_Q3_012.jpg
Zephone_Q3_013.jpg

肝心の音はどうか…というと、やはりほぼ同じ回路のアンプなのでかなり似ています。

しかし、積層セラミックコンデンサの実装を省いたためか、パーツのグレードの差か、または他に理由があるのか、
音の深みが圧倒的に足りていない印象で、VOYAGERで聴いている時のような音の実体感が無く、
薄っぺらな感じがあり、グレード的にかなり落ちる印象です。

当機を購入して聴き比べたことで中華クローンアンプのいい加減さを肌で理解できたため、
以降、この手のアンプへの興味と幻想が薄れていき、
中華系アンプ脱却のきっかけとなりました。

同時に、当機をはじめとした設計元への配慮が無い無法なクローンアンプに興味を持った自分を恥じ、反省し、
当機紹介の件はお蔵入りにするつもりでしたが、
自分の中で一区切り付けておきたいと思ったため、書いておきます。


追記となりますが、
ZEPHONEがリリースしているポータブルヘッドホンアンプのうち、
当機Q3の他にハイエンドクラスとなる「Q7」というものが売られており、
こちらは「Ray Samuels Audio SR-71A」のクローンのようです。
しかし、こちらも期待できる音ではないと思うので、幻想を抱くのはやめておいたほうが良いと思われます。
(機密化されているオペアンプと同じものが使われているとは思えません…)

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