--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2015.01.20

LM380非革命アンプを作りました

DIYパワーアンプ「LM380非革命アンプ」を製作しました。

LM380は長く自作ユーザーに愛されてきた歴史のある定番ICとのことで
どちらかというとエントリーユーザー向けといった趣があるものの、
様々なユーザーが研究を重ねた結果、
本格的なパワーアンプに負けないような性能が出る回路が生み出されたそう。
lm380hika_011.jpg
一連のシリーズは「あやめアンプ」にはじまり、
反転式の「LM386革命アンプ」非反転式の「LM380非革命アンプ」などの派生バージョンがあるらしい。

製作にあたり、
「ヘッドホンアンプ備忘録」JJさんの製作例(推奨回路3)を参考にさせていただきました。


※「LM380非革命アンプ」原典はこちら
■ZnO's Techincal Laboratory
http://homepage2.nifty.com/zro/


※JJさんの製作記事はこちら
■LM380非革命アンプ その2
http://settembre21x.blogspot.jp/2013/09/lm380.html




部品実装はあっけないほどあっさり終わりました。
72×47mmの小さなユニバーサル基板に収まるコンパクトさ。
lm380hika_001.jpg
JJさんの配線図は本当にわかりやすく、ありがたいです…。

こんな少ない部品で本当にスピーカーが鳴らせるのだろうか…?
と、心配になります。
lm380hika_002.jpg

裏面。致命的なミスがあります。
テスターで導通を確認したら
「銅箔テープとアースラインが繋がってない!(このままでは銅箔テープの意味がない)」
lm380hika_003.jpg
こういう場合、一番最初に銅箔テープを貼るべきだったらしい。
ノイズや放熱の面で問題があるかもしれないとヒヤヒヤしましたが、実用に大きな影響は出なかったようです。(後述)

ケースに入れた所。
lm380hika_004.jpg
lm380hika_005.jpg
lm380hika_006.jpg
余っている15VのスイッチングACアダプタがあったので、
これを電源として使います。
lm380hika_010.jpg
正面図。
lm380hika_012.jpg
左からスイッチ、ボリューム、入力セレクタ兼ミュートスイッチ。
トグルスイッチは見た目が安っぽくて好きじゃないのだけど、
ロータリースイッチをつける幅が確保できないので苦肉の策。

でも、実際に使ってみると実装が簡単、かつ
ON-OFF-ONのスイッチがめちゃくちゃ便利…。
今後、贔屓にしよう(手のひら返し)。

背面。
lm380hika_013.jpg
高さ43mm、幅78mmのケースに無理やりスピーカーターミナル(4)とRCA(2)、ステレオミニ端子、DC入力端子を付けました。
全く余裕がないので、バナナプラグ接続専用と割りきって、幅を切り詰めました。


実際にバナナプラグを接続してスピーカーを鳴らしてみました。

使い勝手について。
電源ON/OFFに小さなポップノイズが出るものの、
ボリュームを最大まで上げても全くノイズが聴こえない程度に静寂で、
ICの発熱も少なく、気軽に使える印象。
これらはJJさんの配線設計スキルの賜物でもあると思われます。
また、オフセットは2mv以下で安定しています。

音質について。
正直、全然期待していなかったのですが…

このLM380非革命アンプは僕が今まで聴いてきたメインアンプの中で最も低音がしっかり出ていて、
元気いっぱい!余裕たっぷり!エネルギッシュ!と言った印象。
こんな小さな基板から出ている音とは到底思えない、オーディオの奥深さ。

他所のレビューを見ると低音に寄ったピラミッドバランスとの事で、
確かに僕が使ってきたメインアンプ類と比較すると、そのように感じられます。

僕のスピーカー環境は小型のブックシェルフSPを使った小音量のニアフィールドリスニングですから、
この場合、このくらいのバランスでちょうど良く感じるかも。

ぺるけさん設計の6N6Pシングルミニワッターと比較すると
とにかく音が前に出てくるストレートさが小気味良く、
ICを使ったアナログのパワーアンプの音を聴くのは初めてでしたが、
こんなに良いとは思わなかった…というのが正直なところで、
アナログアンプに傾倒するオーディオマニアが沢山いる理由の片鱗が伺えるような体験でした。

LM380というICは最大出力2.5Wとの事で非力な印象があるけれど
僕のような環境であれば、1W以下でもうるさくて耐えられないほどの大音量が得られる事をミニワッターで経験済ですから、
この小さな基板と反比例するような豊かな低音の量感が得られる当機は
僕のようなデスクトップ向けのオーディオ環境には最適かも知れません。

これから、当機をメインアンプとして使ってみようと思います。


回路を公開して下さった設計者のZnOさん、
丁寧かつわかりやすい配線図と製作記事を公開してくださったJJさんに改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました!
スポンサーサイト

Posted at 01:50 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
2015.01.06

ぺるけさんの「トランス式USB-DAC」LCフィルタ回路に差し替え

この灰色の物体は、
ぺるけ式トランスUSB-DACのLCフィルタ回路に推奨されている、
特注の2.7mHインダクタ。

情熱の真空管・ぺるけさんに部品頒布していただいたものです。


僕が組み上げたトランスDACはフィルタ回路を着脱式にしてあるので…
peruke_trans_dac_012.jpg
頒布部品を元に、差し替え用のLCフィルタ基板を作りました。
(ついでに出来の悪いCRフィルタ基板を作りなおし)
peruke_trans_dac_016.jpg
※この写真ではLCフィルタ基板に470Ωの抵抗が使われていますが、
トランス毎に推奨されている抵抗値が別々に設定されていることに事に気付き、
TpAs-2Sに推奨されている820Ωの抵抗に変更しています。

そして交換。
peruke_trans_dac_017.jpg
大人しく控えめながら独特の空気感があるCRフィルタ版から一転、
LCフィルタ版は一聴してすぐにわかるほど元気が良く、制動感が増しています。

特に低音に弾力が加わったような力強さがあり、
第一印象ではLCフィルタ版のほうが僕の好みに合っています。

それでも、CRフィルタ版同様の独特の雰囲気がこちらにも多少残っているようでもあり、
これがいわゆる「パーマロイコアトランスの音」なのかな…?

DIY系のDACには「性能は良いが、聴感的な部分を考慮していない」という偏見があったものの
このトランスDACはずっと聴いていたいような音楽的な魅力が感じられ、
もっと早く製作にチャレンジすべきだった…と、違う意味で後悔しています。

回路公開及び、部品を頒布していただいたぺるけさんに改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました!

Posted at 00:31 | DIY関連 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。