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2013.11.14

Meier-Audio Corda 2MOVEを入手

ドイツのオーディオメーカー、Meier Audioのポータブルアンプ、
CORDA 2MOVEの中古品を手に入れました。
2move_000.jpg
オークションで安く出品されていたため、いわゆる衝動買い…。


当機CORDA 2MOVEは、現在発売されているポータブルアンプ、
STEPDANCEシリーズの旧世代となるCORDA MOVEシリーズの第二弾で、
2008年頃に発売されていたモデル…とのこと。
2move_001.jpg

前面パネル。
左からライン入力ジャック、クロスフェードスイッチ、ヘッドホンジャック、スイッチ付ボリューム。
2move_003.jpg
ミニプラグジャックが前面パネルよりも数ミリ奥に配置されており、
イヤホンケーブルを不意の事故でひっかけてプラグが抜けた時などに発生する強いテンションでアンプ本体にダメージを与えないように、わずかに余裕を持たせているそう。

国内外のブログなどを読む限りでは、
この調整が原因で一部のプラグがしっかり刺さらなかったりする事があり、不評だったようです。
後継機種の3MOVE以降では廃止されています。

僕の手持ちのイヤホンのプラグはどれもしっかり刺さってくれるようなので、一安心。


背面。
USB-DAC機能と外部電源供給機能があります。
2move_004.jpg

僕の手持ち、CORDA STEPDANCEとサイズ比較。
2move_005.jpg
どちらも基本は9V電池一本で駆動する仕様です。

基板サイズは完全に同一ですが、2MOVEのほうが少し長い。
STEPDANCEは背面パネル裏側が立体的に加工されており、サイズを限界まで小さくする工夫が見られます。
どちらのケースも非常に分厚く作られており、過剰なまでの頑丈さを誇ってます。
(そのため結構重みがあります)

2MOVEの中身拝見。
2move_006.jpg
相変わらず中身ギッシリで、た、たまらん…。
2move_007.jpg
右半分はDAC回路のスペースのようです。
2move_008.jpg
基板に配置されている3つのジャンパーピンで、
それぞれカレントモード(ロ-&ハイ)、USB-DAC機能の仕様、ゲインの変更が出来ます。
2move_009.jpg
なんと、USB端子の半田付けが漏れていました。
2move_010.jpg
STEPDANCEもですが、コストカットによる影響と思われる若干の品質管理の甘さを感じます。

裏面。
2move_011.jpg
DACチップはPCM2702。
2move_012.jpg
USB電源を昇圧するためのICのようです。
2move_013.jpg
メインの増幅にはアナログデバイセズの高級オーディオ用1回路オペアンプ、AD8610が使われていました。
2move_014.jpg
STEPDANCEとの比較。
2move_015.jpg
2move_016.jpg


電車通勤のお供に、
当機2MOVEとiPod nanoの組み合わせで一週間ほど使ってみました。

音質傾向はとにかく骨太で音の圧力が強く、低音がモリモリ前に出てくる印象。
僕が愛用しているIE8など、元々低音が豊かなイヤホンと合わせると過剰とも思える暑苦しさを感じることができます。

非常に分厚い音調ながら
十分に高い分解能と、豊かな音場表現を持ちあわせており、
聴いていて楽しい、良いヘッドホンアンプだと感じます。

繊細さや滑らかさとは相反するタイプの音傾向なため、
生演奏ソースとは相性が良くなさそうな印象がありますが、
テクノを筆頭としたインスト系打ち込み音源とは非常に良く合う印象。

STEPDANCEと比較すると、まるで別のポータブルアンプといっても良く、
音の厚みと豊かな低音で楽しく聴かせてくれる2MOVEに対し
非常に高い分解能とスピード感が癖になる、音の合法ドラッグSTEPDANCEといった感じ。

後継機種のSTEPDANCEとは随分音イメージが違うので驚きましたが、テクノに合うヘッドホンアンプ…というイメージでは共通しており、
テクノ大国ドイツのオーディオメーカーが作るポータブルアンプ…という目線で見てみると妙に納得出来るものがあります。(僕の勝手な妄想ですよ!)

余談ですが、
同じくドイツのオーディオメーカーであるウルトラゾーンのヘッドホンも、テクノ向きという印象があります。


使い勝手について。

ボリュームはアルプスのスイッチ付きタイプ、RK097が使われており
ローゲイン設定であればギャングエラーのない音量位置でストレスなく音楽を聴く事ができました。

前面パネルについているクロスフェードスイッチの効きは相変わらずごく僅かなもので、
基本ONで良いと思います。
(音源によっては違いがわかりやすいのですが)


STEPDANCE同様、電池持ちはあまり良くなく、
ハイカレントモードで駆動する場合は18mAの電流消費となるため
Nexcell 8.4V 220mAhのニッケル水素電池で駆動した場合、
10時間くらいで電池切れとなる計算。

また、ケースの厚みからくる見た目以上の重量感には所有満足感こそ得られるものの
毎日気軽に持ち歩くには若干のネックとなっている印象。


僕の手持ちのポータブルアンプの中で比較すると、AMB LABのmini3が最も近い音傾向ですが、
俯瞰的に見て、純粋な音質という点のみにおいては2MOVEのほうが優れています。
しかし、mini3はクレジットカードサイズのコンパクトさに加えて充電機能が備わっており、ポータビリティという点で強いアドバンテージがあるため、
総合的に見てどちらが優れているか…というとまた話が違ってきて、こればっかりはユーザー毎の価値観によって良し悪しが決定される所だと思います。


このように音質と使い勝手の兼ね合いで悩んだりするのも、ポータブルオーディオの悩ましい所であり面白い所ですね。
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