2012.05.13

【Miu-Tech MRA DIY kit】製作レポート

先日到着したMiu-Tech MRA DIY kitですが、
すぐに製作しなかったのには訳がありました。
mra-ampkit_b_003.jpg

せっかくDIYするのだから、基本パーツを使わずに
より高品質なコンデンサを使って制作しようと思い
代替品となるパーツを通販で購入しました。
今回も詳しい方にアドバイス頂きつつ…。

差し替え用のオペアンプも気になる所ですが
こちらは製作後に好きなだけ変更できるので、
今回は保留。

この製作までの間、回路図の読み方について
最低限の事はわかるようになりました。


以下、抵抗とコンデンサ、LEDの配線について追記してあります。
mra-ampkit_b_026.jpg


裏面。LEDは裏側に取り付けます。
mra-ampkit_b_011.jpg
パーツが少ないキットなので
抵抗を使う場所さえ間違えなければ
怖いものはありません。

今回は、低温で溶け初心者にも使いやすいという
WBT-820を使い、ハンダ付けを行います。

いよいよ製作開始。
抵抗のハンダ付けが終わった所。
mra-ampkit_b_012.jpg

時間飛んで、
全ての半田付けが終わった所。
思ったよりずっと早く終わりました。
mra-ampkit_b_013.jpg
通電テストも結果良好。いやあ、嬉しいなあ。
電源用のリード線は強く引っ張ると切れそうだったので、
根元をホットボンドで固めています。

それにしても、
糸ハンダのWBT-820はケスター44に負けず、非常に使いやすいです。
ケスター44はハンダが溶けてからフラックスが広がるまで、ほんの少し時間差がありますが
WBT-820はハンダとフラックスが同時に溶けて、スムーズにハンダ付けできました。


電解コンデンサ16v470μFは、パナソニックのAM-Xを使いました。
小型サイズのコンデンサしか入らないので、
他に使えそうなものは、オーディオ向で挙げると
ニチコンのFW、KW、東信のUTSJ、SANYOのOS-CONなど。
mra-ampkit_b_014.jpg

100pfの積層セラミックコンデンサを
パナソニックのPPSコン、ECHSに変更し
0.1μFのBOX型フィルムコンデンサを、WIMAのMKS2に変更しています。
見た目も良い感じで満足。
mra-ampkit_b_015.jpg

キットに同梱されていた、オペアンプのKIA4559Pです。
KEC(Korea Electronics)のバイポーラ2回路入りらしいですが、
詳しいことは調べていないのでわかりません。
TAOPAOでは1元前後で売られています。(15円くらい)
mra-ampkit_b_016.jpg

完成後の裏面です。
mra-ampkit_b_018.jpg

LEDの配置は基板からはみ出すと前面パネルと干渉しそうで、
はみ出さないようにしたほうが良さそう。
mra-ampkit_b_019.jpg

LEDの極性が合っているかどうか、最後まで確信を持てなかったため
LEDの足を残したまま他のパーツをハンダ付けしたのですが、
おかげで完成後に足が中途半端に残った状態になってしまいました。(狭くて切れない)
mra-ampkit_b_017.jpg


では早速ケースに入れてみよう…と思ったら、問題発生。

前面パネルの穴と、基板のミニプラグジャックの位置が合わない…

サイズぴったりに切り出してある穴のようで、少しのズレも許されないようです。
(前面パネルにパーツをはめ込んだ状態で基板のハンダ付けをすれば良かったのか?)

多足パーツの再ハンダは非常に骨が折れそうで、
またはんだごての熱による劣化でガリや接触不良が起こるのも嫌だったので
見た目は悪くなりますが、ケースを削って対応することにしました。

整合性を取るため、3つの穴全てテーパーリーマーで一回り穴拡張しています。
塗装削れちゃったけど…
mra-ampkit_b_021.jpg
使ってる時は見えない場所だし、いいか。


背面パネルにはシリアルナンバーが刻印してあります。
憎い演出。
mra-ampkit_b_020.jpg
背面にはゲインスイッチがついているのですが、
こちらもスイッチに対してケースの穴がタイトで余裕がないのが気になったので
このあとヤスリで穴を一回り拡張しています。

そしていよいよケースをはめ込み、電池を入れて
完成です!
mra-ampkit_b_022.jpg
mra-ampkit_b_023.jpg
やった、かっこいい!

サイズはかなり小さく、僕が使ってるiPod nano4thより奥行きがコンパクト。
電源は9V角型電池一本。
収納スペースがタイトなため
大きめの9V角型電池を入れる場合、
無理やり押し込まないと入らない感じです。

僕が作ったMRAのファーストインプレですが、
ちょっと高音がザラついたドンシャリといった印象。
mra-ampkit_b_024.jpg
シンプルな回路なので、オペアンプの変更により大きな音質変化が期待できそうです。
しばらく通電を続けて様子を見るとします。

それにしても、電子工作楽しいです!
日々新しい発見があって、
オーディオ趣味の窓口が広がった感があります。

とはいえ、オーディオアンプの仕組みを理解しているわけではないので
ただ漠然とアンプキットを作るか、中華アンプのコンデンサを変更するだけですが…。
現状、自分なりに好みのパーツをカスタマイズできる所と
作った後に実際に使えるという点に楽しみを見出しています。

最後に、MRAの回路図をスキャンしたものを載せておきます。
3264×2412pxの大サイズ。
mra-ampkit_b_025.jpg


また何か作りたいなー。
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先日到着したMiu-Tech MRA DIY kitですが、すぐに製作しなかったのには訳がありました。せっかくDIYするのだから、基本パーツを使わずにより高品質なコンデンサを使って制作しようと思い代
まとめtyaiました【【Miu-Tech MRA DIY kit】製作レポート】 | まとめwoネタ速neo at 2012.05.13 20:07
この記事へのコメント:
ここのブログを拝見させて頂いた結果、気付いたらPaypalの支払いボタンをクリックしていました。
秋月のキットやらコスモウェーブのキットやらを作成し、今度はコイツをやってやるです!

ボリュームは付属の10kΩを使用されている様ですが、iPodからのラインアウトで音量最小でも爆音とかにはなりませんか?
某キットでは、基盤に実装されていた50kΩを100kΩに変更せざるを得なかったので、その辺りを教えて頂けると幸いです。
Posted by ぺローン at 2012.10.28 21:18 | 編集
ぺローンさん、お越しいただきありがとうございます。

PHPAのキット製作にはまっておられるようですね。
ポータブルアンプのキット製作は
比較的プラモデル感覚で気軽にやれることもあって、
楽しいですよね!

MRAのスイッチ付ボリュームについてですが、
Bカーブ品のためか
少しボリュームを上げただけで
爆音になってしまう仕様です。(イヤホン使用時)
ローゲインならなんとか実用範囲ですが、
ギャングエラーがあります。

よって、新規に製作されるのでしたら
信頼性の高いメーカーの、
Aカーブ品のボリュームを使われる事をおすすめします。
(秋月電子で売ってるアルプスRK097など)

抵抗値はAカーブ品なら、10kΩでも大丈夫だと思うのですが
実際に変更してみた事がないので
確証がありません。すみません。
Posted by まうまう at 2012.10.28 23:47 | 編集
まうまうさん、

コメントありがとうございます。

ボリュームは回せば良いんだ!ということで、100kのAカーブスイッチ付きを購入して、後はKitの到着待ちです。
10/25にポチって、11/4現在まだ来ないとか待ちぼうけも良いとこですorz

コンデンサやオペアンプの準備は整ってるのだから、早くこいこい!
オペアンプはBBのOPA2604を準備しましたので、バーンインが済んだら感想を報告にあがります!
Posted by ぺローン at 2012.11.04 11:30 | 編集
成功を祈っております。
僕の時も発送連絡なしで突然到着しましたので、
気長にお待ちください…!(事故が怖いけど…)

あと、このMRA製作後に気づいた点がありまして、
ボリュームの一部をヤスリで削らないとケースに上手く収まりませんので
お気をつけください!

下部写真でいうと、赤丸の金属部分を削る必要があります。
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/a/u/mauhead00/Leijine_PortableAmp_015.jpg
Posted by まうまう (Maumau) at 2012.11.06 00:23 | 編集
サイトからメールで発送状態を確認したら、トラッキングナンバーを連絡してくれたので確認しました。
今日の昼間に通関切れた様なので、明日辺り日本郵便が持ってくるはずで楽しみですわ~

ボリュームは基盤に実装するときは、軸と平行に出てる出っ張りをカットしないとぴったり来ませんからね~
ニッパーで切り取ってやるです!

後は、帰還抵抗に半固定抵抗が入らないかとか、コンデンサの取っ替え引っ替え様に丸ピンソケット入れるかを実物片手に考えます。

オペアンプもバーブラウンばっかりですが、2134、2604、2227と揃えたので、楽しみです!
まずは前段2134、後段2604構成で楽しんでみようかと。

作成前が一番盛り上がりますね!
Posted by ペローン at 2012.11.06 21:59 | 編集
おおよそ100時間通電しての感想を報告に参りました!

まずは前段OPA2134、後段OPA2604の構成で視聴…
ん?HAMP134のアペアンプをOPA604構成で聴いてた時と変わらない…

音が変わらないと新しく作った意味が無い!と言う事で、LME49860をペアで購入して一晩バーンイン。
全体的に解像度が上がって、キンキン気味なATH-CK100と合う、好みの音でした。

その後は余っていたオーグラインを有効活用しようと、Dockケーブルの自作をしながら通電していました。

次の作成までは、当分コイツが相棒になりそうです。
Posted by ぺローン at 2012.11.17 18:10 | 編集
ペローンさん、
無事に製作完了されたようで、僕も嬉しいです!

このMRA、電池持ちが悪いのが難点ですが
販売価格を考えるとやはりお買い得に感じますね。

特にコンパクトさにおいては、
AMB Mini3よりもさらに一回り小さいので、
日頃持ち歩くポータブルアンプとして気軽に使えていい感じです。

オペアンプについて、
MRAはオペアンプを交換しても
やや高音よりの音傾向は大きく変化しないような印象があるかも…。

ペローンさんがお持ちのオペアンプの中では
OPA2227が温かみと音の広がりを得られる味付けをしてくれる印象があって、
僕のお気に入りです。是非お試しください。
(JDS LABSのCmoyBBなどで推奨しているように、CMOYアンプと組み合わせると特にいい感じ)


次回の製作も見据えられているとのことですが、
この一年くらいで国内で販売を開始したポータブルアンプキットが結構増えた事もあり、沢山あって迷っちゃいますね…
お互い、楽しいオーディオDIYライフを過ごしましょう!

また何かありましたら、
お気軽にどうぞよろしくお願いします。
Posted by まうまう (Maumau) at 2012.11.18 03:10 | 編集
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