2012.05.28

【Graham Slee Voyager】ファーストインプレ

累計一ヶ月ほど、待ちに待ったポータブルヘッドホンアンプ、
Graham Slee ProjectVoyagerが到着しました。
GSP_Voyager_b_002.jpg
英国のオーディオメーカーであるGraham Sleeは
特にSOLOというヘッドホンアンプが評判が良く、
レーマンのBCL、
ベイヤーのA1と同様、沢山の中華クローン商品が作られていることでも有名です。
(僕も二種類のSOLOクローンアンプを持っています…)

まず、Voyagerの外観について。

プラスチッキーなDIY風ポータブルアンプであることはわかっていましたが、
実際に実物を手にとってみると
予想していたネガティブなイメージはさほど無く
堅牢かつ質実剛健な見た目が気に入りました。
GSP_Voyager_b_001.jpg
表面は印刷ではなく、アルミシールが貼ってあります。

サイズ比較。
左からiPod nano4th、Voyager、MRA、Choco-Mori Amp(ミント缶アンプ)。
で、でかい…。
GSP_Voyager_b_003.jpg
ご覧のとおりVoyagerはかなり大きなポータブルアンプなのですが、
プラスチックのハモンドケースで作られているため
見た目よりずっと軽く、僕のようにバッグに入れて持ち歩く分には
取り回しがしやすく、コストカットと実用性を兼ねているのだな、と関心しました。
(サイズ的にはLongxi Q1と同じくらいなのですが、Q1は重くて…。)

仕様につきまして。
9V電池一本で動作し、50時間駆動の長寿命。(らしい)
また、USBかAC/DCアダプタによる外部電源での動作が可能です。
(電池の充電機能やDAC機能はありません)
据え置きアンプ代わりとしても、便利に使えそう。

また、通常リスニング時の「FLATモード」
雑踏の中でも迫力ある音を楽しめる「CONTOURモード」、
二種類のモードをスイッチで切り替える事ができます。

通電中は、前面パネルから露出しているLEDが赤く光ります。
光量はかなり低めで、必要以上に眩しく光る中華系アンプとは対照的。

付属品は、給電用に9V300mAのACアダプタのみ付属します。
ですが、僕が買ったvoyagerのアダプタは
ヨーロッパ仕様のためプラグ形状がUSタイプではなく、使えませんでした。

ケース裏にはシリアルナンバーが記載されています。
GSP_Voyager_b_011.jpg

内部はこんな感じ。
Google検索による内部写真とはちょっと違っていた。
GSP_Voyager_b_004.jpg

電解コンデンサはパナソニックのAM-Xと、
ルビコンの汎用品が使われているようです。
ルビコンは電源平滑用かな…?
GSP_Voyager_b_005.jpg

オペアンプはAD823AN。
GSP_Voyager_b_006.jpg

ADM660という、電圧コンバータだそうです。
(よくわかっていない)
GSP_Voyager_b_007.jpg

「FLAT/CONTOUR」モード切替スイッチ近辺はBOX型の積層フィルムコンデンサが沢山。
多分、KEMETのR82というフィルムコンじゃないかな…?
一つだけ横倒しになっているのは何故だろう。
GSP_Voyager_b_008.jpg

裏面です。
GSP_Voyager_b_009.jpg

オペアンプの裏に、
積層セラミックコンデンサらしいものが隠れていました。
これが高音質の秘密と見た…!
GSP_Voyager_b_010.jpg

このVoyagerを実際に外に持ちだして、
数日間使ってみました。

音質は少し低音寄りでウォームな暖色系。
低音は柔らかく広がり、低い低音もしっかり聴かせる印象。
高音は神経質にならず、滑らか。
そして音離れが良く、とても音場が広い。
スケールが大きく、余裕のある鳴らし方をするな、というイメージです。
味付けを積極的にするタイプのアンプだなと。

同じくウォーム系で、力強い音質が特徴の中華ポータブルアンプ、Longxi Q1は
どんなイヤホンを使っても
「ああ、Longxi Q1の音だな」という主張の強さを感じるのですが、
このVoyagerも味付けが多いタイプのアンプながら、
イヤホンを殺しきらず、個性を生かしてくれる器量の良さがあるようです。

以上、FLATモードでの使用による印象なのですが、
CONTOURモードに切り替えるとキャラが豹変、
一転して激しく荒々しいドンシャリに早変わりします。
よくあるモッサリした印象のBASSブーストとは違い、
かなり激しい、聴き疲れしそうな暴力的な音。
微小なヒスノイズが出ることもあり、常用には向いてないかな…。
僕が持っている音源の中では、
打ち込みのヒップホップを理想的な音で鳴らしてくれるため、
テンションを上げたい時にスポット的な使い方をしようかと。


以上、プラスチッキーな外見と巨大さがネックではありますが、
僕はとても気に入りました。
Graham Slee、スキになりそう…。
スポンサーサイト


この記事へのトラックバック URL
http://mauhead00.blog.fc2.com/tb.php/32-30124d22
この記事へのトラックバック:
累計一ヶ月ほど、待ちに待ったポータブルヘッドホンアンプ、Graham Slee ProjectのVoyagerが到着しました。英国のオーディオメーカーであるGraham Sleeは特にSOLOというヘッドホンアンプが評判が
まとめtyaiました【【Graham Slee Voyager】ファーストインプレ】 | まとめwoネタ速neo at 2012.05.28 17:17
この記事へのコメント:
管理者にだけ表示を許可する