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2012.05.31

【NA6 Solo Clone Headphone amp】さらなる改修と、基板のパターンが剥がれた話

中身を見ようとしたら内部配線がちぎれてしまった
中華SOLOクローンアンプ、NA6です。

NA6_b01


このNA6は、Graham Sleeのヘッドホンアンプ、Solo SRGⅡの
かなり忠実(に見える)なクローンアンプで、
ネットで検索したSolo SRGⅡの内部写真と比較しても
ほぼ同じレベルといっていいほど似ています。
(裏面のパターンも同一)

こちらはTAOPAOで600元程で販売されており、
代行業者を利用しても13000円ほどで手に入れることが可能です。

また、上位機種のNA6ULという、同じくGraham Sleeのフラッグシップモデル、
Solo Ultra-Linearのクローンアンプもあります。
(ただし付属する安定電源ユニットの電圧設定が日本向ではありません)

作りは値段相応に安っぽく、
また使われているコンデンサに中古品(らしきもの)が混じっていたりすることから、
ちょっと品質に問題がありそうです。

中身を見ようとすると背面のRCAラインの内部配線が断線する仕組みになっています。
(RCAジャックは接着剤で固めてありました)

BCLのクローンアンプである
Lovely Cube Premiumの音の良さに気を良くして、
新たなクローンアンプに興味が出てしまった助平心が招いた衝動買いだったのですが、
肝心の出音はあきらかに凡庸なレベルで、正直使い所に困るアンプでした。


以上のことから、あまり気軽に薦められるようなアンプではないのですが…。


これが到着翌日の状態。(配線ちぎれてます)
NA6_b04

前回、配線修理のついでに全てのコンデンサを
ニチコンFGに変更しました。
NA6_b09

この状態で聴き続けていたのですが、
改めて見返すと、このコンデンサ変更は音質向上という点では
逆効果だったのではないかと推測することができます。

元々、汎用コンデンサが使われていた三箇所のうち、右上は確実にデカップリング用、
残りの2つもそれに近い働きをするコンデンサではないかと想像できます。

今回はこれらの電解コンデンサの見直しと、その他色々
興味の湧いたパーツに変更してみようと思います。

というわけで、秋葉原でパーツを買い歩き、翌日に作業しました。

改修後がこちら。
NA6_b11

今回の半田付けはオヤイデのSS-47で行いました。
フラックスがドバドバ出てきて非常になじみの良い、使いやすい糸ハンダでした。

パナソニックの汎用コンデンサが挿さっていた三箇所には、
ルビコンの低インピーダンス品、ZLHを使いました。
NA6_b12

奥の、音声信号に使われるであろう電解コンデンサは、ニチコンのKZに変更。
オペアンプの隣についていた0.1μFのフィルムコンデンサを、
パナソニックのPPSコンに変更。
表面が削られている謎のオペアンプを、OPA2111kpに変更。
NA6_b13

このあたりのフィルムコンデンサは変更しなくても問題無さそうだったのですが、
とにかく「なんでもいいからはんだ付けをしたいぞ」という気持ちだったので、変えてしまいました。
NA6_b14
WIMAのポリプロピレンコンデンサ二箇所、マイラコンデンサ二箇所。
また、この写真には写っていませんが、1μFのフィルムコン二箇所をシーメンスのものに変更しています。
また、これらフィルムコンの裏には二箇所、1MΩの抵抗が付いています。

一番変更したかったのがココです。
NA6_b15
前回、高温で再ハンダを行ったことにより、RCAジャック内部のプラスチックが溶けて
RCAピンが素直に刺さらない状態になっていたのが気になっていたので、
RCAジャックを新調しました。
(デフォルトでついていたRCAジャックが接着剤で固めてあり、外すのに苦労しました…)

また、いつかポキっといきそうな4N銀単線の内部配線をあきらめ、
折り曲げ耐性が強い撚り線のUL1430-22に変更しました。

根元をグルーガンで固めて、もうあんな悲劇は二度と繰り返さない…!と
固い決意。


とまあ、表面上は順調そのものなのですが、
二箇所基板のパターンが剥がれるというアクシデントが…。(赤枠部)
NA6_b16
どうやら前回、超高温でハンダ付けしたことにより
基板に致命的なダメージを与えていたようです…。
駄目元で切り取ったコンデンサの足を半田付けして、補修しました。
なんとか無事に動作してくれて良かった…。
日々勉強。

あとは、怪しい中華スイッチング電源アダプタ24V1.2Aを
秋月電子で購入した24V1.9Aに変更し、
微妙すぎる緑色LEDを青色に変更。
NA6_b17
クールになった。


という感じで、半田付けの楽しさを堪能して満足して、
肝心の出音にはそこまで期待していなかったのですが…

ちょっと自分でも信じられないくらい、いい音になりました。

音場が妙に広くなり、また少々団子状に聴こえていた音もきっちり分離して聴こえるようになり
元気のいい基本キャラクターはそのままに、数段レベルアップした感じ。
もっとも嬉しかったのは、
ノイズを拾いやすいMDR-Z1000を接続した時に聴こえていたヒスノイズが
ほぼ聴こえないレベルまで低減された事です。

音質改善にはオペアンプのOPA2111KPが、
ノイズ軽減には低インピーダンスコンデンサのZLHが、
特に効いてるのかなと思います。

同じ回路ならパーツを多少変更した程度で音は変わらないんじゃないかな…と
疑心暗鬼だったのですが、
まさかここまで変化するとは驚きです。

今はとにかく半田付けが楽しくてしょうがないので、
この気持ちを維持して色々遊べたらいいなと。
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まとめtyaiました【【NA6 Solo Clone Headphone amp】さらなる改修と、基板のパターンが剥がれた話】 | まとめwoネタ速neo at 2012.05.31 05:45
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