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2012.09.09

【Leijine 47Aptbl & A386ptbl】ファーストインプレ

先日、
Leijineが8月下旬にリリースしたポータブルアンプ基板、
47AptblとA386ptblの組み立てを行いました。
Leijine_PortableAmp_004.jpg

製作レポート
【Leijine Portable Headphone Amplifier 47Aptbl & A386ptbl】製作レポート
この後、47Aptblのランタイムと使い勝手を改良しました
Leijine 47Aptbl 】生まれ変わった新47Aptbl



その後、通勤時に持ちだして一週間、取っ替え引っ替え使ってみました。
使用環境は、iPod nano4th⇢47Aptbl or A386ptbl⇢Image X10。

まず、「高精度ポータブルヘッドホンアンプ」と銘打った
47Aptblから。

この47AptblはヘッドホンアンプDIY界隈では有名なCmoyアンプの発展系、
A47アンプをポータブル向けにリファインしたモデルで、
ローブースト回路、入力LPF、出力Zobelネットワーク回路を
任意で設定することができます。

回路について全然わからないので、
「ふーん、そうなんだ…」という頭空っぽの感想しか
出てこないんですけどね…。

また、オペアンプやコンデンサ類の設定自由度が高いのが特徴で、
比較的自分の使ってみたいパーツを用いた
組み立てがしやすいという特徴もあります。

まうまうはこの47Aptblを製作するにあたり、
個性を求めて、かなりバスブーストが強く効くように設定してみたのですが、
想像以上に低音が支配的すぎて
まともに音楽が楽しめないレベルのネタアンプになってしまったので、
あわてて、ほどほどの設定に変更しています。
Leijine_PortableAmp_018.jpg
(タクマンREYを使用している部分がバスブースト設定部)

今のところオペアンプは、ボルテージフォロワにMUSE8820、
メインの増幅部にAD8066ARZを採用しています。

音についてですが、
基本的に非の打ち所がなく、
駆動力抜群、定位もしっかり、ノイズ皆無、ボリューム調整もスムーズ…と
高精度ヘッドホンアンプという名にふさわしい性能を有していると感じます。
少なくとも、低インピーダンス帯のポータブルヘッドホン程度までなら
十分に性能を引き出してくれる実力があるはず。


音質傾向については
製作者が選択したパーツや設定により変化するのは言うまでもなく、
まうまうが製作した47Aptblは
ウォームな響きと強めの低音が得られることを期待し
カーボン抵抗を使用し、バスブースト設定を採用した結果
僕が思い描いていた
「温かみがあり、高音が刺さらず、低音強め」の音を手に入れることができたと思います。

バスブースト設定が思いの他良く効く印象で、
製作説明書に記載されている部品選択例に記載されている設定が、
音楽を普通に聴くにあたり違和感なく許容出来る上限と思って間違いないです。
(説明書にもそのように書かれているのですけどね…)


と、ここまでは本当に素晴らしい47Aptblですが、
一つ重大な弱点があります。

それは、駆動時間の短さです。

この47Aptbl、かなりの電池食いのようで
250mAhの9Vニッケル水素電池を使用した所、
バッテリー駆動時間が7~8時間程度でした。

おそらくオペアンプとバスブースト設定などで
駆動時間が変化するかもしれませんが、
現状、1~2日毎にケースのネジを外して
電池交換をしなければならないというこの仕様は
少々実用性に問題が…。

また、秋月のポータブルアンプケースが
電池交換のことを全く考慮してないんじゃないか?と思える仕様なため、
よりいっそう使いづらく感じます。

例えば、以下のような点です。

■ネジのサイズがM2.6の為、気軽に買えるM3サイズの手回し化粧ネジに交換できない
■ケース上面と側面、前後パネル全てが別パーツになっているので、背面4カ所のネジを外すと上下パネルが取れてしまい、いちいちはめ込み直す必要がある

結果的に、「音はいいのに使いづらい」という
痛し痒しなアンプとなりました。




次に、「高出力ポータブルヘッドホンアンプ」と銘打った
A386ptbl。
Leijine_PortableAmp_007.jpg

こちらはパワーアンプICのLM386を二枚使用し
出力に重きを置いたポータブルヘッドホンアンプ…との事。

NFB設定、ローブースト回路、入力LPF、出力Zobelネットワーク回路、
ポップアップノイズ低減回路などが備わっているそうです。

とりあえず部品選択例に近い設定で製作してみた所、
想像以上にポップノイズが激しく使いづらかったので、
別件の注文ついでにLeijineさんに相談してみたところ、
「ポップノイズ低減用に設定する電解コンデンサの容量を増やすと、よりポップノイズ低減が期待出来るよ。でも完全にはなくせないよ」とのことで、
製作後に電解コンデンサの容量を10μFから100μFに増量しています。

また、ゲインは9倍に設定。


音についてですが、
まず第一に、イヤホンで聴く場合、
無音時にもホワイトノイズが聴こえます。
高出力ポータブルアンプと銘打ってるだけに、
外使いで高インピーダンスのヘッドホンを使用するケースを想定した
回路設計がされているのかな…と思います。

また電源投入時にポップノイズが入ることから、
気にする方は電源投入時にはヘッドホン類を接続しない方が良さそう。

音質イメージについては、
とにかくドッシリと根を下ろした、安定感がある印象で
駆動力を重視したと銘打っているだけあり、
据え置き用のヘッドホンも難なく鳴らせる力強さを持っています。

僕のA386ptblは、47Aptbl同様
バスブーストを設定しているので
やや低音寄りの重厚な印象。

バッテリーの駆動時間については、今のところ正確に測れていないのですが
47Aptblよりは長持ちします。
12~14時間くらいかな?

A386ptblの音には特に期待していたのですが、
上記のようにイヤホン接続時に聴こえるホワイトノイズと、
電源投入時のポップノイズが大きなネックとなり
期待していたような使いやすさが得られなかった事から、
残念ながら、このまま補欠入りとなりそうです。
コンデンサの選択などで改善される可能性はありそうですが。



Leijine_PortableAmp_021.jpg
現状、
47Aptblは音はいいけど電池交換の手間がかかりすぎる点、
A386ptblはホワイトノイズが気になる点、
どちらのアンプも気軽に使うにはネックとなる弱点が存在するため
メイン用には成り得ないと、結論づけました。


想像以上に、秋月のポータブルアンプケースの仕様がきびしい…。


よって、47Aptblを製作される場合は
秋月のポータブルアンプケースは推奨せず、
「電池交換を容易にする」目的で、
ネジ穴2つ、M3の化粧ネジが使用できる
タカチのMXA2−8−9シリーズのケースを買い、自分で穴を開けて組み込むのが良いと思います。

また、長時間駆動を売りにしているA74HCU04ptblで製作する場合は
手間のかかる電池交換の頻度が少なくて済みますが。




余談です。

実は、47Aptblの製作は二度目になります。
一回目はタクマンREYの抵抗で製作しました。
Leijine_PortableAmp_022.jpg
何の問題もなく無事に製作完了したのですが、
この後取り付けたオペアンプに問題がありました。

上記47Aptblの製作前に、
SOICオペアンプをDIP変換基板に半田付けし、DIPオペアンプを製作したのですが
ICソケットに取り付けるための連結ピンを
上下逆さまの状態で半田付けしてしまった事に気づかず、
そのオペアンプを挿してみたら
47Aptblのオペアンプソケットの穴がガバガバになってしまって
他の全てのオペアンプがまともに刺さらない状態になってしまいました。

その後、ICソケットを交換しようと色々やった結果、ソケットと一緒に
基板のパターンも取れてしまって修復不能に…。

(大分ショックだったので写真も取らず処分してしまいました…)

「連結ピンの上下は太さが違う」ことを身を持って知りました!
(痛い代償だった…)
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