2012.10.22

【Meier Audio Porta CordaⅢUSB PHPA DIY Project】製作レポート

僕が9月に注文していた
Meier AudioのDIYプロジェクト、
Porta CordaⅢUSBのキットです。

portacorda_002.jpg
あれからパーツを集め、いよいよ製作準備が整ったので
休日に組み上げることにしました。

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■製作準備編はこちら
Meier Audio Porta CordaⅢ USBのキットを注文
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このPorta CordaⅢUSBは2005~2008年頃まで販売されていた
歴史あるポータブルアンプらしく、
元々DIY向きに作られたものではないようです。

どおりで、
フロントパネルが無かったり、製作難易度が妙に高そうだったり、
パーツの入手性が悪かったりするわけだ…。


このPorta CordaⅢUSBに使用するパーツは
秋葉原では手に入らないものが多いため、
主にRSコンポーネンツをはじめとした
通販で買った部品が多いです。
portacorda_012.jpg
さらにサイズ制約がかなり厳しく、
実装不可能だったり小さすぎたりしたパーツがいくつかあり、
何回か買い直したりしてます。
(ここまでの準備が結構手間だった!でも楽しかった!)

公式ページでは特に記載されていなかったので
かなり不安だったのですが、
クロスフェード用のトグルスイッチは
赤枠部のように足を切り取ってやる必要があります。
(2回路2接点ON-ONを2回路1接点ON-OFFに変更)
portacorda_013.jpg
ともあれ、この足を切らないと基板に実装出来ないのですが…。


チップ抵抗の半田付けは初めてなので
かなり不安があったのですが、
見た目よりはずっと簡単でした。
SOICの半田付けさえ出来れば、あとは応用といった感じ。
portacorda_014.jpg
(何箇所かずれてるけど…)


時間すっとばして、一気に実装完了!
portacorda_015.jpg
基板表面に実装したチップ部品の隙間をぬって
リード部品を半田付けしなければならないので、
やはり製作難易度は高めであると思います。

幸いにして、特に大きなトラブルもなく実装に成功しました。
(銅線のプラス・マイナスを間違えるというミスをやってしまいましたが)


基板表面のアップです。
この実装密度を見てくれ!(た、たまらん…)
portacorda_017.jpg
電解コンデンサだけでも合計9160μFを誇る大容量で、
Meier Audioのポータブルアンプに対する妥協の無さと信念が伝わってきます。



47pf、330pf、1500pfのコンデンサについて、
公式ではアキャシャルリードのスチロールコンデンサを使用するように推奨しているのですが、
今となってはスチロールコンデンサは非常に入手性が悪く、
秋葉原では330pfと1500pfのサンリング銅箔スチコンしか手に入らなかったため、
47pfはマイカコンデンサで代用しています。
portacorda_018.jpg
この銅箔スチコンはアキャシャルリード品ではないので
不自然な実装になってしまっていますが…細かいことは気にしない!
portacorda_019.jpg
0.22μFの積層ポリエステルフィルムコンデンサは
僕が気に入っているArcotronics/KEMETのR82を採用し、
0.068μFの積層ポリプロピレンフィルムコンデンサは
WIMAのMKP2を使いました。

USB入力からの電流を平滑する働きと思われる低ESR品の電解コンデンサは
容量、サイズ的な制約が厳しいため
ほぼ選択肢が無く、パナソニックのFCを使いました。
portacorda_020.jpg

16v470μFの電解コンデンサは
同じくパナソニックのオーディオ用、AMXを採用。
portacorda_021.jpg
チップ抵抗もパナソニックで統一しており、
Made in JAPAN風のこだわり。

フィルムコンデンサも国産メーカーの指月とかにすべきだったかな?


実装後の基板裏面です。
portacorda_022.jpg

メインの増幅用オペアンプは
LM6171(1回路)をデュアルで実装しています。
portacorda_023.jpg
2個あわせて消費電流5mA。省電力と高音質を兼ねているらしい。

電圧レギュレーターのLM2662Mです。
portacorda_024.jpg
ここから5.5Vの電流を流しているらしい…けどよく理解できていない。

DACチップのPCM2704です。
portacorda_025.jpg
このチップの働きにより、
PCからUSBケーブルを繋ぐだけで音楽を聴く事ができます。
(しかもバスパワー駆動対応)


そんな感じでいよいよケースに組み込んで…


完成!かっこいいぜ!!
portacorda_026.jpg

LEDは高輝度の紫LEDを採用しました。
フラッシュ焚くと紫に見えませんが…
portacorda_027.jpg

電池は9V電池一本で駆動する仕様で、
裏面の電池スナップから簡単に交換することができます。
portacorda_028.jpg
電池がけっこうガッチリはまるので、
電池の大きさにより、取り出すためにテコのようなものが必要な場合があります。
(マイナスドライバーで代用してます)

クリップが裏側についてますが、これは要らないね…。


無事に完成したPorta CordaⅢUSBを、実際にiPod nano4thと、
PCからのUSBケーブル直差しで音楽を聴いてみたのですが、
一聴してわかるこの高音質…!

正直、今まで作ってきたDIYポータブルアンプの中では一番音がいいかも。
音質レビューについては後日改めて。


それにしても…電子工作は飽きないし、楽しいです!

DIYで基板から組み上げたアンプはこれで9つ目となります。
元々狭かった部屋がさらに狭く…(あわわ)

次回製作予定の工作物は既に選定済みで、
準備を少しずつ進めています。

一気に沢山作っても使い分けられない事を実感しているので、
少しペースを落としてゆっくりやっていかないとね…。
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