2012.11.28

【AMB Labs M3 DIY Headphone Amplifier】製作レポート

ポータブルアンプキットのDIYはプラモデル感覚でやれて
気軽で楽しいのですが、
この数カ月で立て続けに作りすぎたこともあり、
使い分けがうまくできなくなってきてちょっと困ってきた、まうまうです。

最近では据え置きのヘッドホンアンプキットのほうに興味が向いてきたので、
以前から気になっていたAMB LABSの据え置きヘッドホンアンプDIYプロジェクト、
M3の製作にチャレンジすることにしました。


まうまうは英語が読めるわけではないので、
製作についてはWEB翻訳に頼りきりで、所々不安な点はありますが…
まあ、なんとかなるだろ!


まずは、実製作前に
M3の核となる1回路オペアンプを使えるように準備します。
amb_m3_006.jpg
僕が選択したオペアンプは、
アナログデバイセズのAD8610ARです。
amb_m3_007.jpg
準備完了!


それではいよいよ基板への半田付けを開始。
amb_m3_008.jpg
amb_m3_009.jpg
amb_m3_010.jpg
amb_m3_011.jpg
まっさらな基板がだんだんと立体的になっていく過程が
嬉しくてたまらない…!

思いの外早く組みあがりました…が、問題発生!
amb_m3_012.jpg
ためしに電源を入れてみたら、1Aのヒューズが切れてしまいました。
(手持ちのヒューズが無くなってしまったため、この後大急ぎで秋葉原に行き、新しいヒューズを沢山買ってきた)

結構大食いなんだな…と思いつつ
2Aのヒューズを入れたらとりあえずは通電状態を維持できるようになったのですが、
今度はMOSFETに取り付けたヒートシンクが触れないほど激アツだったり、
LEDの明りが不安定に点滅していたり、明らかに異常!

どこかで短絡やパーツ半田付けのミスが発生しているのか?と
何度も見直したのですが、部品配置に誤りはなく…

いよいよ「これは製作失敗か…?」と不安を覚えつつ、
よくよく翻訳文を読みなおしてみたら、
僕が半固定抵抗器の抵抗値の初期設定を誤って解釈していたのが原因で、
「最も多く電流を流す設定」で駆動していたため、上記のような、不安定な状態になっていたようです。

半固定抵抗器の調整をして消費電流の調整を行った結果、
発熱も収まりLEDの光も安定するようになり、一安心…。(よかった)

このM3のアイドル電流は0.3A程度となる計算ですが、
電源投入時にはかなり大きな消費電流が発生するようで、
トライ&エラーで幾つかのヒューズを犠牲にした結果、
0.7A以上のヒューズならば、終始安定して動作することを確認しています。


また幸いにして、半田ミスや短絡などはなかったようで、
各種チェックを行い、
DCオフセットも0.2mv程度の範囲内に収まっていることを確認し、
無事に使用できることを確認できました。

この後、色々な動作条件でオフセットを調べた所、
バスブースト用のボリュームを最大まで回すと、
右chに1.6mvの直流漏れが出ることを確認していますが、
この程度ならば全く問題ないようで、良かった。


そして、
早速この状態で試聴をしてみたのですが、またここで新たな問題が発生。
ボリュームを回す度に、プチプチとノイズが乗ってしまう…。

AMB公式ではRCAジャックとボリューム部分を導通させるよう推奨しているのですが
僕は「できればアースの接点は少ないほうが良いだろう」と考えた結果、
RCA入力部のみを導通させ、ボリュームが絶縁されるように調整をしたのですが
この考えは誤りだったようです。
素人判断はろくな結果を産まないという好例。


自分の知識の無さを呪いつつ、手持ちの部品でなんとかすることに。
amb_m3_013.jpg
可変抵抗器RK27のワッシャーに銅線を巻きつけ、
ぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプを作った時の余り部品の、卵ラグに半田付け。

ケースに穴を開けて、ネジで固定して
ボリュームのアースラインを確保することに成功しました。
amb_m3_014.jpg
当然のことながら、効果は抜群。
プチプチノイズが無くなって良かった…!


そんなこんなで、主に自分の認識不足で試行錯誤はありましたが、
なんとか無事に完成!

amb_m3_015.jpg

KILOのボリュームツマミ、MLシリーズを使いたいがために
DIGI-KEYで注文しました。

amb_m3_016.jpg
amb_m3_017.jpg

天板には放熱用の穴を開けてあります。(結構穴ずれてるけど…)
amb_m3_018.jpg

何故こんな偏った位置に穴を開けているかというと、
タカチのHENケースを使ったアンプと重ね置きすることを想定していたためです。
amb_m3_019.jpg
思惑通りに収まって気分がいい。


改めて、M3の内部紹介です。

部品は、
50V100μF指定の電解コンデンサ、ニチコンKZを秋月電子で購入した程度で、
ほかは全てMOUSERとDIGI-KEY、AMB公式で注文したものです。
全てAMB LABSが推奨しているリスト類の中で選択したものです。
amb_m3_020.jpg
amb_m3_022.jpg
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amb_m3_025.jpg
amb_m3_027.jpg
amb_m3_028.jpg
amb_m3_029.jpg


実際にM3にヘッドホンを接続し、音楽を聴いてみましたが
想像を超える高解像度、高音質で嬉しい!


音の感想については、慣らしが進んだ頃に改めて。


このM3、今まで製作したアンプDIYの中では
最も大規模な内容となりましたが
なんとか成功して、本当に良かった…!!


引き続き、次回製作に向けて準備を進めています。
電子工作楽しすぎる…!
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